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箱根駅伝@京急蒲田第一踏切 [日常]
昨年は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いします。
東京に出て20年目にして初めて箱根駅伝を見てきました。出身大学は第1回大会から出場し、総合優勝を13回も果たしたところなのですが、正月ということもあって、なかなか観に行く機会も無かったのです。しかし今回はぜひ見たいという観戦スポットがあったので、正月早々腹痛を起こしたにもかかわらず行って来ました。その場所は、

駅伝ファンというか鉄道ファンにはお馴染みの京急蒲田第一踏切です。京急の高架化工事が今年中に完成する予定になっており、この踏切を通過するのは最後になるようです。高架は2段になってますが、上が工事中の下り線(羽田空港方面行き)、下が既に使用されている上り線(京急蒲田方面行き)になっています。

京急も選手が通過する時間帯にダイヤを変更するなどの協力をしてきました。普段ならあり得ない「快特 京急蒲田行」は、本来は羽田空港まで直行で行く列車ですが、蒲田で運転を打ち切ります。
高架化前は線路一本で空港輸送を担っていて、列車を通すために踏切の手前で「一旦停止」させられたランナーもいました。

しかし2010年に上り線が先に高架化されたことで、踏切がある下り線を使わなくても、上り線だけで折り返し運転が出来るようになりました。これで選手が立ち往生することはなくなり、線路につまずかない様に走ればいいだけになりましたが、来年以降はその足元も気にしなくていいのかも知れません。

選手が通過する時間帯は、全て京急蒲田駅の2階ホームから羽田空港へ向けて発車します。踏切が無くなれば、ダイヤ変更などの対応も最後になるはずなので、この案内も見られなくなるのでしょう。
さてレースは往路優勝した東洋大学が復路でも区間賞を連発して、後続との差を広げていました。往路の時点で後続が追いつくのは難しい状況でしたが、平塚を過ぎた時点で「事故」が無い限り優勝争いは終わったと思いました。

最初に通過したのはもちろん東洋大学でした。結果はご存知のとおり、往路、復路、総合記録の全てで大会新記録を作る完全優勝でした。6人が区間賞を獲得する圧倒的な強さには脱帽するばかりです。
それから8分ほど経過して、次にやってきたのは駒澤大学でした。芦ノ湖を2位でスタートしたはずの母校が順位を落としたのを知ったのと同時に、やはり復路に強いなあと思いました。

そして我が母校が3位で通過しました。去年は学生駅伝3冠、そして11時間を切る新記録で久しぶりに総合優勝と喜んでいたのが、すっかり過去の話になってしまいました。もっとも、毎年必ず選手が入れ替わるのが学生スポーツの面白さでもあるのですが。しかし、この先の品川から田町の間で明治大学に抜かれて大手町では4位…。家に帰って結果を知り、あ然呆然でした。
その後も明治大学や今大会で躍進した青山学院大学などに続いて、芦ノ湖繰上げスタート組が続々とやってきます。しかし見かけの順位と実際の順位が一致しないため、シード権争いがどうなっているのかわからないまま選手が通過していきます。

最後に姿を見せたのは上武大学と神奈川大学、これで全20チームが通過しました。これが最後の踏切通過となるはずで、線路部分は舗装される予定になっています。
この踏切もそんな時代があったと語られるようになるのでしょう。それこそが歴史の継走なのかもしれません。
本年もよろしくお願いします。
東京に出て20年目にして初めて箱根駅伝を見てきました。出身大学は第1回大会から出場し、総合優勝を13回も果たしたところなのですが、正月ということもあって、なかなか観に行く機会も無かったのです。しかし今回はぜひ見たいという観戦スポットがあったので、正月早々腹痛を起こしたにもかかわらず行って来ました。その場所は、

駅伝ファンというか鉄道ファンにはお馴染みの京急蒲田第一踏切です。京急の高架化工事が今年中に完成する予定になっており、この踏切を通過するのは最後になるようです。高架は2段になってますが、上が工事中の下り線(羽田空港方面行き)、下が既に使用されている上り線(京急蒲田方面行き)になっています。

京急も選手が通過する時間帯にダイヤを変更するなどの協力をしてきました。普段ならあり得ない「快特 京急蒲田行」は、本来は羽田空港まで直行で行く列車ですが、蒲田で運転を打ち切ります。
高架化前は線路一本で空港輸送を担っていて、列車を通すために踏切の手前で「一旦停止」させられたランナーもいました。

しかし2010年に上り線が先に高架化されたことで、踏切がある下り線を使わなくても、上り線だけで折り返し運転が出来るようになりました。これで選手が立ち往生することはなくなり、線路につまずかない様に走ればいいだけになりましたが、来年以降はその足元も気にしなくていいのかも知れません。

選手が通過する時間帯は、全て京急蒲田駅の2階ホームから羽田空港へ向けて発車します。踏切が無くなれば、ダイヤ変更などの対応も最後になるはずなので、この案内も見られなくなるのでしょう。
さてレースは往路優勝した東洋大学が復路でも区間賞を連発して、後続との差を広げていました。往路の時点で後続が追いつくのは難しい状況でしたが、平塚を過ぎた時点で「事故」が無い限り優勝争いは終わったと思いました。

最初に通過したのはもちろん東洋大学でした。結果はご存知のとおり、往路、復路、総合記録の全てで大会新記録を作る完全優勝でした。6人が区間賞を獲得する圧倒的な強さには脱帽するばかりです。
それから8分ほど経過して、次にやってきたのは駒澤大学でした。芦ノ湖を2位でスタートしたはずの母校が順位を落としたのを知ったのと同時に、やはり復路に強いなあと思いました。

そして我が母校が3位で通過しました。去年は学生駅伝3冠、そして11時間を切る新記録で久しぶりに総合優勝と喜んでいたのが、すっかり過去の話になってしまいました。もっとも、毎年必ず選手が入れ替わるのが学生スポーツの面白さでもあるのですが。しかし、この先の品川から田町の間で明治大学に抜かれて大手町では4位…。家に帰って結果を知り、あ然呆然でした。
その後も明治大学や今大会で躍進した青山学院大学などに続いて、芦ノ湖繰上げスタート組が続々とやってきます。しかし見かけの順位と実際の順位が一致しないため、シード権争いがどうなっているのかわからないまま選手が通過していきます。

最後に姿を見せたのは上武大学と神奈川大学、これで全20チームが通過しました。これが最後の踏切通過となるはずで、線路部分は舗装される予定になっています。
この踏切もそんな時代があったと語られるようになるのでしょう。それこそが歴史の継走なのかもしれません。
FIFAクラブワールドカップ JAPAN 2011 3位決定戦&決勝 [サッカー:世界]
3年ぶりに日本で開催されることになったクラブワールドカップの最終日に行ってきました。

新横浜駅に着くなり、試合開始5時間前にもかかわらず、サントスのサポーターが早くも気勢を上げていた。そしてスタジアムへの道には、オフィシャルショップの隣でユニホームの露天商が道端に商品を並べていた。去年、一昨年とアラブ首長国連邦で開催された大会が日本に帰ってきたことを改めて感じられる光景に、観る側の気持ちも高ぶってくる。
第1試合は3位決定戦、今年のJ1リーグを制した柏レイソルとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制したカタールのアルサッドとの対戦。そして私の隣にはいつもの観戦仲間で、紺野アナウンサーにはレイソルのビールかけも取材してほしかったと嘆いているテレ東ウォッチャーのヲタ師匠。優勝報告会でビールかけ無かったら仕方ないよね(笑)。師匠はレプリカユニを着て早くも臨戦態勢に入っていたが、それもそのはず、相手は来年のACLで対戦するかもしれないチーム。ACLの前哨戦とすれば相手に不足はないはずだったが…。
柏0:0(PK3:5)アルサッド

試合は柏が終始主導権を握ったものの、試合が進むにつれて攻撃が単調になりゴールレスドロー。90分で決着がつかなかったため、延長戦を行わずにPK戦に入ったが、後攻の柏は林が失敗したのに対して、先攻のアルサッドが5人全員成功して3位となった。レイソルにとって初めての世界大会は4位に終わった。
準々決勝モンテレイ戦でのPK戦に出たレアンドロ・ドミンゲスと栗澤が警告の累積で出場停止だったが、とりわけリーグ戦MVPレアンドロ・ドミンゲスの存在の大きさを改めて示しただけの結果に師匠もガックリ。そして表彰式に出られるのは3位までだったのでまたガックリとなったが、誰が出てきても勝負強いチームを作り、J2とJ1で2年連続優勝という変則連覇を果たしたのは見事と言うほか無い。今季のリーグ戦については機会があれば振り返ってみたいと思う。
そしていよいよ決勝戦。南米代表ブラジルのサントスとヨーロッパ代表スペインのバルセロナとの対戦となったが、試合前から盛り上がっていたサントスサポーターの声援は、試合が進むにつれて驚嘆の歓声にかき消されていく…。

サントス0:4バルセロナ
試合はバルセロナが圧倒的なボールポゼッションでサントスを圧倒すると、17分にシャビからのスルーパスに抜けたメッシがトラップからのループシュートを放ち、バルセロナが先制する。その7分後にも、アウベスからのクロスをシャビがゴールに流し込んで2点目を奪うと、さらに前半終了間際にも、こぼれ玉をセスクが押し込んで3:0で折り返す。正攻法で攻めたつもりのサントスは何も出来ず、大型ビジョンに映ったサントスのラマーリョ監督がお手上げと言わんばかりの表情をしていたのが逆に印象に残った。
後半に入ってもバルセロナの「サーカスショー」が続いたが、サントスもカウンターからいくつかチャンスを作り始める。しかしネイマールがGKバルデスと1対1になった場面もセーブされてゴールが奪えない。余裕の試合運びを見せるバルセロナは82分、メッシが相手GKをジャンプしてかわし、ゴールに流し込んで4点目を奪う。結局4:0と圧勝したバルセロナがクラブワールドカップを手にした。
異次元のフットボールとしか言いようが無かった。「バルサのような人もボールも動く攻撃的なサッカーを目指したい」というコメントをよく聞くが、奪われたらすぐにボールホルダーに激しくプレッシャーをかけ、奪い返したら一気に攻めに出る。攻守にわたる運動量や切り替えの速さはそうそう真似できるものでなかった。もっとも一発勝負なので、二度三度と対戦すればそれなりの対策はあるのかもしれないが、サッカーとは違う「バルサのサッカー」を強烈に見せ付けられたような気がした。

3点目を奪ったのは左のセスクだが、右のメッシがガッツポーズを見せた。

後半のFKの場面、手前がシャビ、奥がアウベス 。

準優勝の表彰を受けたサントス、手も足も出せなかった試合に表情は暗い…。

スタジアムを1周するバルセロナの選手達、もはや宇宙に敵無し?
試合後の駅へ向かう道にはユニホームの露天商がまだ残っていて、「バルサ、メッシ、千円」と叫びながら最後の商売に躍起になっていた。世界最高のフットボールと世界最高の選手が安っぽく聞こえるのに噴出しそうになりながら、新横浜を後にした。
来年までは日本での開催が決まっている。我々もいつかは…夢を見るだけならタダだからね(笑)。

新横浜駅に着くなり、試合開始5時間前にもかかわらず、サントスのサポーターが早くも気勢を上げていた。そしてスタジアムへの道には、オフィシャルショップの隣でユニホームの露天商が道端に商品を並べていた。去年、一昨年とアラブ首長国連邦で開催された大会が日本に帰ってきたことを改めて感じられる光景に、観る側の気持ちも高ぶってくる。
第1試合は3位決定戦、今年のJ1リーグを制した柏レイソルとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制したカタールのアルサッドとの対戦。そして私の隣にはいつもの観戦仲間で、紺野アナウンサーにはレイソルのビールかけも取材してほしかったと嘆いているテレ東ウォッチャーのヲタ師匠。優勝報告会でビールかけ無かったら仕方ないよね(笑)。師匠はレプリカユニを着て早くも臨戦態勢に入っていたが、それもそのはず、相手は来年のACLで対戦するかもしれないチーム。ACLの前哨戦とすれば相手に不足はないはずだったが…。
柏0:0(PK3:5)アルサッド

試合は柏が終始主導権を握ったものの、試合が進むにつれて攻撃が単調になりゴールレスドロー。90分で決着がつかなかったため、延長戦を行わずにPK戦に入ったが、後攻の柏は林が失敗したのに対して、先攻のアルサッドが5人全員成功して3位となった。レイソルにとって初めての世界大会は4位に終わった。
準々決勝モンテレイ戦でのPK戦に出たレアンドロ・ドミンゲスと栗澤が警告の累積で出場停止だったが、とりわけリーグ戦MVPレアンドロ・ドミンゲスの存在の大きさを改めて示しただけの結果に師匠もガックリ。そして表彰式に出られるのは3位までだったのでまたガックリとなったが、誰が出てきても勝負強いチームを作り、J2とJ1で2年連続優勝という変則連覇を果たしたのは見事と言うほか無い。今季のリーグ戦については機会があれば振り返ってみたいと思う。
そしていよいよ決勝戦。南米代表ブラジルのサントスとヨーロッパ代表スペインのバルセロナとの対戦となったが、試合前から盛り上がっていたサントスサポーターの声援は、試合が進むにつれて驚嘆の歓声にかき消されていく…。

サントス0:4バルセロナ
試合はバルセロナが圧倒的なボールポゼッションでサントスを圧倒すると、17分にシャビからのスルーパスに抜けたメッシがトラップからのループシュートを放ち、バルセロナが先制する。その7分後にも、アウベスからのクロスをシャビがゴールに流し込んで2点目を奪うと、さらに前半終了間際にも、こぼれ玉をセスクが押し込んで3:0で折り返す。正攻法で攻めたつもりのサントスは何も出来ず、大型ビジョンに映ったサントスのラマーリョ監督がお手上げと言わんばかりの表情をしていたのが逆に印象に残った。
後半に入ってもバルセロナの「サーカスショー」が続いたが、サントスもカウンターからいくつかチャンスを作り始める。しかしネイマールがGKバルデスと1対1になった場面もセーブされてゴールが奪えない。余裕の試合運びを見せるバルセロナは82分、メッシが相手GKをジャンプしてかわし、ゴールに流し込んで4点目を奪う。結局4:0と圧勝したバルセロナがクラブワールドカップを手にした。
異次元のフットボールとしか言いようが無かった。「バルサのような人もボールも動く攻撃的なサッカーを目指したい」というコメントをよく聞くが、奪われたらすぐにボールホルダーに激しくプレッシャーをかけ、奪い返したら一気に攻めに出る。攻守にわたる運動量や切り替えの速さはそうそう真似できるものでなかった。もっとも一発勝負なので、二度三度と対戦すればそれなりの対策はあるのかもしれないが、サッカーとは違う「バルサのサッカー」を強烈に見せ付けられたような気がした。

3点目を奪ったのは左のセスクだが、右のメッシがガッツポーズを見せた。

後半のFKの場面、手前がシャビ、奥がアウベス 。

準優勝の表彰を受けたサントス、手も足も出せなかった試合に表情は暗い…。

スタジアムを1周するバルセロナの選手達、もはや宇宙に敵無し?
試合後の駅へ向かう道にはユニホームの露天商がまだ残っていて、「バルサ、メッシ、千円」と叫びながら最後の商売に躍起になっていた。世界最高のフットボールと世界最高の選手が安っぽく聞こえるのに噴出しそうになりながら、新横浜を後にした。
来年までは日本での開催が決まっている。我々もいつかは…夢を見るだけならタダだからね(笑)。
2011高円宮杯U-18チャンピオンシップ 札幌vs広島 後編 [サッカー:札幌(ユース)]
前編はこちら。

ユース世代の頂点に立つのはどちらか。3週間前のJユースカップ準々決勝では札幌が3度リードを奪いながらも、そのたびに追いついた広島が延長戦で逆転勝利した。土壇場で出場権をつかんだ札幌にとってはその借りを返すチャンスでもある。

試合前にJFA名誉総裁を務められる高円宮久子妃殿下から両チームに地区優勝の盾が贈られた。東地区の並居る強豪相手に勝ち抜くこと自体が大業であるが、さらにその上を目指した戦いが始まる。
札幌1:3広島

札幌のスターターはGK21阿波加。DF左から8前(貴)、3奈良、4永井、2小山内(55'→5深井)。中盤左から11榊(79'→7鈴木)、10荒野、6堀米、17中原。2トップは9近藤(勝)(66'→15中川)と18下田。トップチームに帯同していた3奈良がDFラインに入り、Jユースカップで先発した14神田は体調を崩してエントリーから外れた。
広島のスターターはGK21有賀、3バックは左からFW登録の10藤井、3脇本、5柳川、中盤は左から28野口、4平田、36川辺、7森保(76'→9石坂)。前線は34越智(90'+4→8重行)の1トップに左17野津田(83'→27浅野間)と右13末廣(72'→30宮原)の2シャドーとトップチームと同じ布陣だが、Jユースカップで対戦したときと同じメンバーになっている。
6分の広島、札幌DF2小山内のクリアミスを34越智が拾い、28野口が左からクロスを入れると、相手DFの間に入った17野津田がヘディングシュート。枠の右に外れるが先制ゴールになってもおかしくなかった。その後も縦パスから相手DF裏への素早い飛び出しで札幌DFを苦しめる。一方、なかなかシュートシーンが作れなかった札幌は35分、11榊が左サイドを駆け上がってクロスを入れると、相手GK21有賀がはじくがルーズボールに詰めきれずクリアされる。
40分過ぎからは広島に決定機が続く。42分には右サイド7森保からのクロスに36川辺がニアサイドでワンタッチボレーを放つが、惜しくもクロスバーに嫌われる。44分にも右サイドから5柳川のクロスにゴール前でフリーの13末廣が頭で合わせるが相手GKの正面。さらにロスタイムに入り、7森保が距離のあるFKを直接狙うが、ブレ玉のボールは枠を捕らえるものの、札幌GK21阿波加が何とか弾いてゴールを守りきった。結局ゴールレスでハーフタイムを迎える。
後半に入り49分、17野津田がペナルティエリアに入ったところを相手DFに倒されたと判定されて広島にPKが与えられると、これを17野津田が決めて広島が先制する。ただ、選手がサポーターに駆け寄るのはいいが、トップチームと同じようにゴールパフォーマンスをしたのは正直不愉快だった。魅せて何ぼのプロではないのだから、相手への配慮がほしかった。さらにその2分後、17野津田からの右CKをファーサイドにつめた10藤井が押し込んで追加点、2:0と突き放す。
対する札幌は59分、相手DFがクリアにもたついたところでボールを奪うと、最後は左サイドからの11榊が相手DFを外してシュートを放つが枠を捕らえきれない。そして64分の広島、中央をドリブルで持ち込まれると、最後は13末廣が相手DFを外し、GKとの1対1を制して3点目を奪う。何とか1点を奪いたい札幌は残り10分で猛攻に出るが、87分、6堀米がドリブルで持ち込み17中原へ渡すと、エリア手前から右足を振り抜いてゴールイン。ようやく1点を返したものの、反撃もここまで。広島が2連覇を飾る一方、本道勢初の日本一はまたしても持ち越された。

表彰を終えた広島の選手と互いの健闘を称えあう。
あえて厳しいことを書くが、一発勝負でやってはいけないミスを連発すれば、この結果は妥当だろう。広島の2点目もDFが混乱したところにGK21阿波加が中途半端に飛び出してしまい、3点目も6堀米が飛び込んでいったところを簡単にかわされてしまった。
それでも1年を通じて強豪チームと戦い、ギリギリのところでチャンピオンシップの舞台に立った経験値の大きさは、これまでのシーズンとは比べ物にならなかったはずだ。チームに残る1、2年生には、まずはプレミアリーグのポジションを守り、今年積み残した「宿題」の答えを見出してほしいと思う。

今年のチームとしてはこれで終りになるが、サッカー選手としては通過点でしかない。チームを離れる3年生にはそれぞれの舞台で活躍してほしいし、何よりトップチームに上がる5人には、ユースで獲れなかったタイトルをトップで奪うくらいの活躍を期待したい。

ユース世代の頂点に立つのはどちらか。3週間前のJユースカップ準々決勝では札幌が3度リードを奪いながらも、そのたびに追いついた広島が延長戦で逆転勝利した。土壇場で出場権をつかんだ札幌にとってはその借りを返すチャンスでもある。

試合前にJFA名誉総裁を務められる高円宮久子妃殿下から両チームに地区優勝の盾が贈られた。東地区の並居る強豪相手に勝ち抜くこと自体が大業であるが、さらにその上を目指した戦いが始まる。
札幌1:3広島

札幌のスターターはGK21阿波加。DF左から8前(貴)、3奈良、4永井、2小山内(55'→5深井)。中盤左から11榊(79'→7鈴木)、10荒野、6堀米、17中原。2トップは9近藤(勝)(66'→15中川)と18下田。トップチームに帯同していた3奈良がDFラインに入り、Jユースカップで先発した14神田は体調を崩してエントリーから外れた。
広島のスターターはGK21有賀、3バックは左からFW登録の10藤井、3脇本、5柳川、中盤は左から28野口、4平田、36川辺、7森保(76'→9石坂)。前線は34越智(90'+4→8重行)の1トップに左17野津田(83'→27浅野間)と右13末廣(72'→30宮原)の2シャドーとトップチームと同じ布陣だが、Jユースカップで対戦したときと同じメンバーになっている。
6分の広島、札幌DF2小山内のクリアミスを34越智が拾い、28野口が左からクロスを入れると、相手DFの間に入った17野津田がヘディングシュート。枠の右に外れるが先制ゴールになってもおかしくなかった。その後も縦パスから相手DF裏への素早い飛び出しで札幌DFを苦しめる。一方、なかなかシュートシーンが作れなかった札幌は35分、11榊が左サイドを駆け上がってクロスを入れると、相手GK21有賀がはじくがルーズボールに詰めきれずクリアされる。
40分過ぎからは広島に決定機が続く。42分には右サイド7森保からのクロスに36川辺がニアサイドでワンタッチボレーを放つが、惜しくもクロスバーに嫌われる。44分にも右サイドから5柳川のクロスにゴール前でフリーの13末廣が頭で合わせるが相手GKの正面。さらにロスタイムに入り、7森保が距離のあるFKを直接狙うが、ブレ玉のボールは枠を捕らえるものの、札幌GK21阿波加が何とか弾いてゴールを守りきった。結局ゴールレスでハーフタイムを迎える。
後半に入り49分、17野津田がペナルティエリアに入ったところを相手DFに倒されたと判定されて広島にPKが与えられると、これを17野津田が決めて広島が先制する。ただ、選手がサポーターに駆け寄るのはいいが、トップチームと同じようにゴールパフォーマンスをしたのは正直不愉快だった。魅せて何ぼのプロではないのだから、相手への配慮がほしかった。さらにその2分後、17野津田からの右CKをファーサイドにつめた10藤井が押し込んで追加点、2:0と突き放す。
対する札幌は59分、相手DFがクリアにもたついたところでボールを奪うと、最後は左サイドからの11榊が相手DFを外してシュートを放つが枠を捕らえきれない。そして64分の広島、中央をドリブルで持ち込まれると、最後は13末廣が相手DFを外し、GKとの1対1を制して3点目を奪う。何とか1点を奪いたい札幌は残り10分で猛攻に出るが、87分、6堀米がドリブルで持ち込み17中原へ渡すと、エリア手前から右足を振り抜いてゴールイン。ようやく1点を返したものの、反撃もここまで。広島が2連覇を飾る一方、本道勢初の日本一はまたしても持ち越された。

表彰を終えた広島の選手と互いの健闘を称えあう。
あえて厳しいことを書くが、一発勝負でやってはいけないミスを連発すれば、この結果は妥当だろう。広島の2点目もDFが混乱したところにGK21阿波加が中途半端に飛び出してしまい、3点目も6堀米が飛び込んでいったところを簡単にかわされてしまった。
それでも1年を通じて強豪チームと戦い、ギリギリのところでチャンピオンシップの舞台に立った経験値の大きさは、これまでのシーズンとは比べ物にならなかったはずだ。チームに残る1、2年生には、まずはプレミアリーグのポジションを守り、今年積み残した「宿題」の答えを見出してほしいと思う。

今年のチームとしてはこれで終りになるが、サッカー選手としては通過点でしかない。チームを離れる3年生にはそれぞれの舞台で活躍してほしいし、何よりトップチームに上がる5人には、ユースで獲れなかったタイトルをトップで奪うくらいの活躍を期待したい。
2011高円宮杯U-18チャンピオンシップ 札幌vs広島 前編 [サッカー:札幌(ユース)]
17日に行われた「高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 チャンピオンシップ」。プレミアリーグの頂点を争う戦いに札幌と広島のユースチームが駒を進めたが、12月に行われたプレミアリーグ最終2節でそれぞれのチームを見てきたので、まずはその様子を振り返りたいと思います。
4日に見てきたのは札幌の試合。前日にトップチームが昇格を決め、その余韻に浸りながら、さいたまスタジアム第2グラウンドへ。

残り2週の時点で、東地区は首位の札幌を3ポイント差で2位の東京緑が追う展開。この日は2位の東京緑が試合が先に行い、尚志高を相手に6:1と大勝した。得失点差の優位がほとんど無くなった状況でしっかりと勝ち点を積み上げるしかなかったが…。
浦和2:0札幌
序盤は札幌が攻勢に出たが、20分を過ぎてからは浦和のペースになる。26分の浦和、ゴール正面からのFKが相手選手の壁に当たった際にハンドがありPKが与えられる。しかし10矢島のキックはコースが甘く、札幌GK21阿波加に防がれて先制とはならなかった。その後は互いにチャンスはあったが、ロスタイムに入り、札幌は18下田からのパスに11榊が相手DFの裏に抜けてシュートを放つが枠の左へ。結局ゴールレスでハーフタイムを迎える。
後半も札幌が押し気味に試合を進めるが、ボールは回るもののシュートまで到らない。そうなると試合の流れは浦和へ。79分に右サイドからショートパスをつなぎ、最後は8片の折り返しに10矢島のシュートが決まって浦和が先制する。さらにその5分後、札幌が前がかりになったところで自陣でボールを奪われると、最後は相手選手をペナルティエリア内で倒して浦和にPKを与えてしまう。これを10矢島が今度はしっかりと決めて2:0とした。結局、まずい試合運びをしてしまった札幌にとっては痛恨の黒星となってしまった。
この結果、東地区は東京緑が首位に立ち、札幌は得失点差で2位に後退した。一方の降格争いは8位の東京を1ポイント差で尚志高が追い、さらに1ポイント差で三菱養和が続き、優勝・残留争いは最終節での決着に持ち込まれた。
そして11日、東京緑は三菱養和をホームに迎え、札幌は東京に乗り込んでの対戦。つまり、優勝争いのチームと残留争いのチームとの対戦となった。三菱養和は5冨田が早々に奪ったゴールを守りきり、1:0で東京緑に勝利した。一方、札幌は11分に6堀米のロングシュートが決まって先制するが、65分に18岩田のゴールで同点に追いつく。このまま終われば、優勝が札幌で残留できるのは東京だったが、84分に17中原のゴールで札幌が勝ち越した。結局、2:1で勝利した札幌が逆転で東地区の優勝を決める一方で、東京は三菱養和に勝ち点で抜かれ、尚志高とともにプリンスリーグへ降格となった。
プレミア最終週の11日、場所は大阪、堺のナショナルトレーニングセンター「J-GREEN」。

なんで大阪にいるのかって? そんな野暮なこと聞いたらあきまへん(笑)。
広島が首位を独走した西地区は、最終戦を待たずに広島の優勝が決まった。対する大阪桜は先週、京都に敗れて3位に後退しているので、何もかからない消化試合になってしまった。なかなか見る機会がなかった広島がチャンピオンシップを前にどんな試合をするのだろうか。
大阪桜1:4広島

立ち上がりは互いに激しくボールの奪い合ったが、主導権を掴んだのは広島。30分過ぎから2度決定機を作ると、前半ロスタイムに36川辺のスルーパスから、34越智が相手GKと1対1の場面でゴールに流し込んで先制。広島の1点リードで折り返す。
後半開始直後の47分には9石坂の左からのクロスに13末廣のヘディングシュートはバーを叩くが、その跳ね返りを17野津田が頭で押し込んで2:0とする。さらに72分には9石坂の右からのクロスに27浅野間がワンタッチで合わせて3点目を奪う。シュート機会がなかなか作れなかった大阪桜は82分、19大津のシュートのこぼれ玉を8西村(洋)がシュート、相手GKがこぼしたところを再び押し込んでようやく1点を返す。しかしその4分後に36川辺がペナルティエリアで倒されて広島にPKが与えられると、これを23大谷が決めて再び3点差にする。最終スコアは1:4、広島にはチャンピオンシップに向けて弾みをつける勝利となった。
なお、Jクラブが上位を占めた西地区から降格するのは広島観音高と立正大淞南高(島根県松江市)となった。
この2週前にJユースカップ準々決勝で札幌と広島が対戦したが、その試合は見に行けなかったので、広島がどんなサッカーをするのか楽しみにしていたが、一言で言えば「強いな」というしかない。前線はもちろんのこと、スペースがあれば後ろの選手でも積極的に前線に出てくるサッカーは、スピードがあるだけに迫力充分だった。プレミアリーグでも対戦したことの無いタイプのチームだけに、是非とももう一度対戦してほしいなぁと思っていたが…。
実は夜になるまで最終節の結果を知らなかったので、札幌のプレミア優勝を知ったときは正直驚いたが、一方では強い広島相手にどんな試合を見せてくれるのか、チャンピオンシップへの期待が一気に高まった。
そして17日、チャンピオンシップが行われる前にプレミア参入決定戦が行われた。各地区プリンスリーグの優勝チームが1対1の一発勝負を行い、その勝者が来季プレミアリーグに参戦することになるが、北海道からは旭川実業高が出場した。北海道の優勝チームはまず東北地区の優勝チームとの予備戦を行うことになっており、4日に聖和学園高(仙台市)と東京・西が丘で対戦して4:2で勝利した。そして東海地区優勝の磐田との試合はゴールレスのまま延長戦に入ると、5秋林のゴールで先制した旭川実業高が1:0で勝利し、北海道から2チーム目となるプレミア参入を決めた。なお、鹿島、神戸、作陽高(岡山県津山市)も勝ち上がり、来季プレミアで戦うことになった。

旭川実業高の喜びのコメントがチャンピオンシップのハーフタイムに紹介された。おめでとう!
残るはチャンピオンシップ1試合のみとなったが、そちらは後編で紹介したい。
4日に見てきたのは札幌の試合。前日にトップチームが昇格を決め、その余韻に浸りながら、さいたまスタジアム第2グラウンドへ。

残り2週の時点で、東地区は首位の札幌を3ポイント差で2位の東京緑が追う展開。この日は2位の東京緑が試合が先に行い、尚志高を相手に6:1と大勝した。得失点差の優位がほとんど無くなった状況でしっかりと勝ち点を積み上げるしかなかったが…。
浦和2:0札幌
序盤は札幌が攻勢に出たが、20分を過ぎてからは浦和のペースになる。26分の浦和、ゴール正面からのFKが相手選手の壁に当たった際にハンドがありPKが与えられる。しかし10矢島のキックはコースが甘く、札幌GK21阿波加に防がれて先制とはならなかった。その後は互いにチャンスはあったが、ロスタイムに入り、札幌は18下田からのパスに11榊が相手DFの裏に抜けてシュートを放つが枠の左へ。結局ゴールレスでハーフタイムを迎える。
後半も札幌が押し気味に試合を進めるが、ボールは回るもののシュートまで到らない。そうなると試合の流れは浦和へ。79分に右サイドからショートパスをつなぎ、最後は8片の折り返しに10矢島のシュートが決まって浦和が先制する。さらにその5分後、札幌が前がかりになったところで自陣でボールを奪われると、最後は相手選手をペナルティエリア内で倒して浦和にPKを与えてしまう。これを10矢島が今度はしっかりと決めて2:0とした。結局、まずい試合運びをしてしまった札幌にとっては痛恨の黒星となってしまった。
この結果、東地区は東京緑が首位に立ち、札幌は得失点差で2位に後退した。一方の降格争いは8位の東京を1ポイント差で尚志高が追い、さらに1ポイント差で三菱養和が続き、優勝・残留争いは最終節での決着に持ち込まれた。
そして11日、東京緑は三菱養和をホームに迎え、札幌は東京に乗り込んでの対戦。つまり、優勝争いのチームと残留争いのチームとの対戦となった。三菱養和は5冨田が早々に奪ったゴールを守りきり、1:0で東京緑に勝利した。一方、札幌は11分に6堀米のロングシュートが決まって先制するが、65分に18岩田のゴールで同点に追いつく。このまま終われば、優勝が札幌で残留できるのは東京だったが、84分に17中原のゴールで札幌が勝ち越した。結局、2:1で勝利した札幌が逆転で東地区の優勝を決める一方で、東京は三菱養和に勝ち点で抜かれ、尚志高とともにプリンスリーグへ降格となった。
プレミア最終週の11日、場所は大阪、堺のナショナルトレーニングセンター「J-GREEN」。

なんで大阪にいるのかって? そんな野暮なこと聞いたらあきまへん(笑)。
広島が首位を独走した西地区は、最終戦を待たずに広島の優勝が決まった。対する大阪桜は先週、京都に敗れて3位に後退しているので、何もかからない消化試合になってしまった。なかなか見る機会がなかった広島がチャンピオンシップを前にどんな試合をするのだろうか。
大阪桜1:4広島

立ち上がりは互いに激しくボールの奪い合ったが、主導権を掴んだのは広島。30分過ぎから2度決定機を作ると、前半ロスタイムに36川辺のスルーパスから、34越智が相手GKと1対1の場面でゴールに流し込んで先制。広島の1点リードで折り返す。
後半開始直後の47分には9石坂の左からのクロスに13末廣のヘディングシュートはバーを叩くが、その跳ね返りを17野津田が頭で押し込んで2:0とする。さらに72分には9石坂の右からのクロスに27浅野間がワンタッチで合わせて3点目を奪う。シュート機会がなかなか作れなかった大阪桜は82分、19大津のシュートのこぼれ玉を8西村(洋)がシュート、相手GKがこぼしたところを再び押し込んでようやく1点を返す。しかしその4分後に36川辺がペナルティエリアで倒されて広島にPKが与えられると、これを23大谷が決めて再び3点差にする。最終スコアは1:4、広島にはチャンピオンシップに向けて弾みをつける勝利となった。
なお、Jクラブが上位を占めた西地区から降格するのは広島観音高と立正大淞南高(島根県松江市)となった。
この2週前にJユースカップ準々決勝で札幌と広島が対戦したが、その試合は見に行けなかったので、広島がどんなサッカーをするのか楽しみにしていたが、一言で言えば「強いな」というしかない。前線はもちろんのこと、スペースがあれば後ろの選手でも積極的に前線に出てくるサッカーは、スピードがあるだけに迫力充分だった。プレミアリーグでも対戦したことの無いタイプのチームだけに、是非とももう一度対戦してほしいなぁと思っていたが…。
実は夜になるまで最終節の結果を知らなかったので、札幌のプレミア優勝を知ったときは正直驚いたが、一方では強い広島相手にどんな試合を見せてくれるのか、チャンピオンシップへの期待が一気に高まった。
そして17日、チャンピオンシップが行われる前にプレミア参入決定戦が行われた。各地区プリンスリーグの優勝チームが1対1の一発勝負を行い、その勝者が来季プレミアリーグに参戦することになるが、北海道からは旭川実業高が出場した。北海道の優勝チームはまず東北地区の優勝チームとの予備戦を行うことになっており、4日に聖和学園高(仙台市)と東京・西が丘で対戦して4:2で勝利した。そして東海地区優勝の磐田との試合はゴールレスのまま延長戦に入ると、5秋林のゴールで先制した旭川実業高が1:0で勝利し、北海道から2チーム目となるプレミア参入を決めた。なお、鹿島、神戸、作陽高(岡山県津山市)も勝ち上がり、来季プレミアで戦うことになった。

旭川実業高の喜びのコメントがチャンピオンシップのハーフタイムに紹介された。おめでとう!
残るはチャンピオンシップ1試合のみとなったが、そちらは後編で紹介したい。
第33回全日本女子サッカー選手権大会2回戦 JFAアカデミー福島vsノルディーア北海道 [サッカー:日本]
毎度おなじみ藤枝総合運動公園から、ノルディーアの2回戦の模様を紹介します。対戦相手はチャレンジリーグでも対戦したJFAアカデミー福島。会場については説明不要!(笑) 我々はなぜこうも藤枝に引き寄せられるのか、教えて欲しいものです。

負ければシーズン終了となる選手権で、どのような試合を見せるだろうか。
JFAアカデミー福島5:0ノルディーア北海道
※JFA TVによる試合ハイライト映像はこちらから。
ノルディーアのスターターはGK1小松、DF左から17有田、24岩谷、9冨田、30渡邉(83'→26西野)。中盤左から10佐野川(71'→19曾川)、8神成、7森、20白木。2トップは11平山(61'→27高橋(李))と4前田。1回戦と同じメンバーで挑むが、年末の土曜日の試合ということで仕事の都合がつかない選手もいるのだろう。遠征メンバーの選考にそのあたりの苦悩が伺える。対するアカデミーはINAC神戸入りが発表された10田中やAFC U-16女子選手権でMVPを獲得した13成宮など、世代代表がずらりと名を連ねている。
4分、ノルディーアは20白木のドリブルから、4前田が下げたボールを7森がシュートを放つが枠の上へ。その後はアカデミーの攻撃が続くが、2ヶ月ぶりの公式戦だからか、ボールは持つものの攻撃の形が作れず、攻撃に迫力が感じられない。しかし35分、右サイド6和田のクロスに対して、ファーサイドで相手DFに競り勝った11小島のヘディングシュートが決まり、アカデミーが先制する。対するノルディーアは38分、左斜めの位置からのFKを8神成が直接狙うが、相手GK1井上がパンチングでクリア。これでCKを得るものの後が続かず。アカデミーの1点リードで折り返す。
後半も先にチャンスを作ったのはノルディーア。48分、20白木のクロスを相手GKがこぼしたところに10佐野川がつめるがクリア。さらにそのクリアボールを拾った8神成のシュートは枠の上へ流れる。その後はアカデミーに攻め込まれるが、61分にノルディーアは27高橋(李)を入れるとその2分後、左サイドの10佐野川から20白木を経由して27高橋(李)へサイドチェンジ。すると27高橋(李)が力強いドリブルで相手DFを振り切ってシュートを放つが、ボールは右側のサイドネット。それでも反撃への期待が膨らんだが…。
66分、18乗松からのボールをエリア手前で受けた11小島が浮き玉のシュートを放つと、GK1小松が伸ばした手の上を越えてゴールイン。さらにその3分後には11小島からの縦パスを受けた10田中が相手DFを外してシュート、これが決まって3:0となり、アカデミーが一気に試合を決めてきた。そして82分にも11小島が敵陣でルーズボールを奪うと中央へ展開して10田中へ。10田中がドリブルで相手DFを外し、シュートコースを作ったところで4点目のゴールを決める。
ノルディーアは終盤、20白木と27高橋(李)の2トップ、中盤を左から17有田、4前田、8神成、7森という布陣にして、それでも1点を取り行く。そして89分、8神成からのボールを受けた20白木が右サイドに開いてシュートを狙うが、相手GKにクリアされる。しかし後半ロスタイム、ゴール前の16増矢が相手DFに囲まれながらもシュートを放つと、相手選手に当たったリフレクションがゴールイン。試合はこのまま5:0でアカデミーが勝利して3回戦に進出。敗れたノルディーアの2011年シーズンはこうして幕を閉じた。
試合後、今シーズンを戦った選手たちへ労いの挨拶をしようと出待ちをしていたが、選手達がなかなか出てこなかった。そのうち監督、コーチも控え室の外へ出てきて、選手同士のミーティングもかなり長い時間行われた。その内容は知る由もないが、今季わずか1勝に終り、道リーグ降格という結果への悔しさが出ていたことは想像に難くないだろう。
全国から才能を集めたアカデミーや常盤木学園高と比較するのはアンフェアだとはわかっているし、トーナメントなので失点覚悟で出て行かなければならないのもわかるが、それでももう一度チャレンジリーグで戦いたいのであれば、まだまだ甘いというしかないだろう。例えばアカデミーの2点目、女子のGKにとってはセーブしにくいコースのシュートではあったが、ノープレッシャーで打たれては手の打ち様がないはずだ。
来季どんなチームになるのかはまだわからない。特に「進学」という選択肢がある中高生にとってはサッカー人生の大きな分岐点になるだろうし、事実、サッカー選手としての進路をどうするかという話はリーグ戦での残留が難しくなった頃から流れていた。一つだけ言うなら、自分をさらに高めるために上のレベルに挑戦するにしても、チャレンジリーグに戻るためにチームに留まるにしても、ベストだと思う選択をしてほしい。
どこへ行こうとも応援するよ。そして強くなってチャレンジリーグに戻ろう。選手スタッフの皆様、1年間お疲れ様でした。

負ければシーズン終了となる選手権で、どのような試合を見せるだろうか。
JFAアカデミー福島5:0ノルディーア北海道
※JFA TVによる試合ハイライト映像はこちらから。
ノルディーアのスターターはGK1小松、DF左から17有田、24岩谷、9冨田、30渡邉(83'→26西野)。中盤左から10佐野川(71'→19曾川)、8神成、7森、20白木。2トップは11平山(61'→27高橋(李))と4前田。1回戦と同じメンバーで挑むが、年末の土曜日の試合ということで仕事の都合がつかない選手もいるのだろう。遠征メンバーの選考にそのあたりの苦悩が伺える。対するアカデミーはINAC神戸入りが発表された10田中やAFC U-16女子選手権でMVPを獲得した13成宮など、世代代表がずらりと名を連ねている。
4分、ノルディーアは20白木のドリブルから、4前田が下げたボールを7森がシュートを放つが枠の上へ。その後はアカデミーの攻撃が続くが、2ヶ月ぶりの公式戦だからか、ボールは持つものの攻撃の形が作れず、攻撃に迫力が感じられない。しかし35分、右サイド6和田のクロスに対して、ファーサイドで相手DFに競り勝った11小島のヘディングシュートが決まり、アカデミーが先制する。対するノルディーアは38分、左斜めの位置からのFKを8神成が直接狙うが、相手GK1井上がパンチングでクリア。これでCKを得るものの後が続かず。アカデミーの1点リードで折り返す。
後半も先にチャンスを作ったのはノルディーア。48分、20白木のクロスを相手GKがこぼしたところに10佐野川がつめるがクリア。さらにそのクリアボールを拾った8神成のシュートは枠の上へ流れる。その後はアカデミーに攻め込まれるが、61分にノルディーアは27高橋(李)を入れるとその2分後、左サイドの10佐野川から20白木を経由して27高橋(李)へサイドチェンジ。すると27高橋(李)が力強いドリブルで相手DFを振り切ってシュートを放つが、ボールは右側のサイドネット。それでも反撃への期待が膨らんだが…。
66分、18乗松からのボールをエリア手前で受けた11小島が浮き玉のシュートを放つと、GK1小松が伸ばした手の上を越えてゴールイン。さらにその3分後には11小島からの縦パスを受けた10田中が相手DFを外してシュート、これが決まって3:0となり、アカデミーが一気に試合を決めてきた。そして82分にも11小島が敵陣でルーズボールを奪うと中央へ展開して10田中へ。10田中がドリブルで相手DFを外し、シュートコースを作ったところで4点目のゴールを決める。
ノルディーアは終盤、20白木と27高橋(李)の2トップ、中盤を左から17有田、4前田、8神成、7森という布陣にして、それでも1点を取り行く。そして89分、8神成からのボールを受けた20白木が右サイドに開いてシュートを狙うが、相手GKにクリアされる。しかし後半ロスタイム、ゴール前の16増矢が相手DFに囲まれながらもシュートを放つと、相手選手に当たったリフレクションがゴールイン。試合はこのまま5:0でアカデミーが勝利して3回戦に進出。敗れたノルディーアの2011年シーズンはこうして幕を閉じた。
試合後、今シーズンを戦った選手たちへ労いの挨拶をしようと出待ちをしていたが、選手達がなかなか出てこなかった。そのうち監督、コーチも控え室の外へ出てきて、選手同士のミーティングもかなり長い時間行われた。その内容は知る由もないが、今季わずか1勝に終り、道リーグ降格という結果への悔しさが出ていたことは想像に難くないだろう。
全国から才能を集めたアカデミーや常盤木学園高と比較するのはアンフェアだとはわかっているし、トーナメントなので失点覚悟で出て行かなければならないのもわかるが、それでももう一度チャレンジリーグで戦いたいのであれば、まだまだ甘いというしかないだろう。例えばアカデミーの2点目、女子のGKにとってはセーブしにくいコースのシュートではあったが、ノープレッシャーで打たれては手の打ち様がないはずだ。
来季どんなチームになるのかはまだわからない。特に「進学」という選択肢がある中高生にとってはサッカー人生の大きな分岐点になるだろうし、事実、サッカー選手としての進路をどうするかという話はリーグ戦での残留が難しくなった頃から流れていた。一つだけ言うなら、自分をさらに高めるために上のレベルに挑戦するにしても、チャレンジリーグに戻るためにチームに留まるにしても、ベストだと思う選択をしてほしい。
どこへ行こうとも応援するよ。そして強くなってチャレンジリーグに戻ろう。選手スタッフの皆様、1年間お疲れ様でした。
第33回全日本女子サッカー選手権大会 1回戦 姫路獨協大学vsノルディーア北海道 [サッカー:日本]
男子の天皇杯にあたる「全日本女子サッカー選手権大会」が3日から始まった。ここではノルディーアのゲームを中心に初日の三木会場の様子を紹介します。
今回はなでしこリーグの9チームと全国9地域の予選を勝ち抜いた23チームの計32チームが参加するが、チャレンジリーグの一部のチームも今回は地域予選から参加することになった。一部というのは地域によって対応が異なり、関西や九州のようにトーナメントに最初からするチームもあれば、関東や東海のように1発勝負のプレーオフを行ったところもある。その結果、チャレンジの東地区を戦ったスフィーダや日体大が本大会に進むことが出来なくなったのは残念ではあるが…。北海道は東北、中国と同じく、チャレンジのチームは予選免除となり、ノルディーアは本戦に自動的に出場することになった。なお、北海道からは予選を制した北海道文教大明清高も出場したが、1回戦で愛媛FCレディースに0:5で敗れた。
今回は神戸に前泊して、前日から始まった神戸ルミナリエを見てきた。

ルミナリエとはヨーロッパのルネサンス期に出来た装飾芸術に由来し、「光の芸術」と呼ばれるように、様々の色の電球を取り付けて立体的に見せる芸術表現をいう。神戸ルミナリエが始まったのは阪神・淡路大震災が起こった1995年。犠牲者への慰霊とともに復興への希望を込めて始まったイベントは、それ以来毎年行われている。この小さい写真ではわからないかもしれないが、とにかく荘厳で光の力にただ圧倒されるばかりだった。一度は見せておいて損は無いだろう。
そして翌日。この日の天気予報は雨だったが、試合中は最後まで降らないどころか晴れ間も見えた。ノルディーアの選手達は晴れ女ばかりなのだろうか。湊川から「神戸登山鉄道」こと神戸電鉄に乗り、港町神戸のイメージとは随分とかけ離れた景色を見ながら緑ヶ丘駅を目指す。

会場の三木総合防災公園へは緑ヶ丘駅からバスに乗るか、一つ前の押部谷駅からタクシーに乗ることになるが、会場へのバスは土日だと7本しかないので注意したい。バスが住宅地を抜けると人気の無い山の中に入り、しばらくすると大きな競技場が見えてくる。こちらも5年前に開催された兵庫国体に合わせて作られたが、誰も行かないところに人を集める施設を作るという「無駄使い」がいつまで続くのだろうか…。

ここには陸上競技場の他、野球場や球技場があり、平時にはスポーツを楽しむことが出来る。一方では防災公園の名のとおり、大規模災害時には隣接する広域防災センターとともに兵庫県全域の広域防災拠点として機能することになっている。

第1試合は仙台大学とチャレンジ参入予選に出場した益城ルネサンス熊本との対戦。
前半は益城が押し気味に進めるが、15分に右サイド6庄司からのクロスを8阿部(千)がダイレクトで合わせて、仙台大が先制する。しかし36分に16大竹がドリブル突破からクロスを上げると、18櫻間がワンタッチで合わせて同点ゴールを奪う。さらにその2分後には、中央からパスで崩して最後は9塚本のゴールが決まり逆転。1:2と益城のリードで折り返す。
後半は1点を追う仙台大が攻め入るものの、試合は徐々にこう着状態に。最後は仙台大選手の足が止まってしまったところでタイムアップ。前半のリードを守りきった益城が2回戦に進んだ。
そして第2試合、ノルディーアが対戦する相手は関西第4代表の姫路獨協大学。姫路の選手のほとんどは1、2年生(関西風に言えば1、2回生)だが、昨年春の関西女子学生リーグ2部で優勝して1部に昇格すると、この秋は8チーム中3位でインカレにストレートで出場を決めた。
失意の降格から2週間、気分一新して試合に臨むことができるのか。チャレンジリーグ復帰への第一歩がここから始まる。
姫路獨協大学1:3ノルディーア北海道
※JFA TVによる試合ハイライト映像はこちらから。
ノルディーアのスターターはGK1小松、DF左から17有田、24岩谷、9冨田、30渡邉。中盤左から10佐野川(87'→3加地)、8神成、7森、20白木(90'+1→19曾川)。2トップは11平山(76'→26西野)と4前田。
シンプルにDF裏へロングボールを入れてくる姫路に対して、ノルディーアは13分、20白木へのファールでFKのチャンスを得る。7森が蹴ったボールにゴール前で相手GK1永田に競り勝った17有田が押し込んで、ノルディーアが先制する。ここから一気に畳み掛けるノルディーア、16分には20白木が右サイドをドリブルから相手DFを交わしてシュートを放つが、惜しくもゴール左にそれる。18分には左サイドの17有田がドリブルから中へ切り込んでマイナスのクロスを入れるが、合えばビッグチャンスだったが誰にも合わない。その直後にも7森のFKから、ゴール前混戦になったところで押し込みゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定でノーゴール。
しかし20分を過ぎた頃から、ノルディーアは中盤でセカンドボールを奪えなくなると、試合の主導権を取られてしまい、姫路に一方的に攻め込まれてしまう。そして32分、17清水の左CKから、ファーサイドの11池田がトラップからシュート。これがゴール左サイドネットを揺らして、姫路が同点に追いつく。なおも攻める姫路だったが、44分に相手のクリアボールを4前田が奪うと左へ展開。10佐野川がドリブルからクロスを入れて、20白木のシュートは相手GKに弾かれるが、そのこぼれ玉を8神成が押し込んで、1:2と再びノルディーアが勝ち越したところでハーフタイムを迎える。
ところで、3日(土曜)はJリーグ最終節の日で各地で様々なドラマが生まれた。中でも気になったのはJ1復帰がかかった札幌の結果だったが、J2優勝を決めたFC東京を相手に2:1で勝利。そして徳島が岡山に後半ロスタイムでの決勝ゴールで沈んだことにより、札幌のJ1復帰が内定した(正式にはリーグ理事会で決まる)。ハーフタイムに結果を確認してまずは一安心となったが、こうなるとやはりノルディーアも勝ってダブルで祝いたいところ。後半開始早々にその思いが実現に近づく。
50分、相手陣で4前田が相手ボールを奪うと右サイドの20白木へ。すると相手GKが前に出てきたところを見て、意表をつくミドルシュート。これが相手GKを越えて直接ゴールネットの左隅を揺らして3点目。2点を追うことになった姫路は焦りからか、荒れたプレーが目立つようになる。57分には10佐野川を倒した4百済にイエローカードが出されたが、あれは色が違っていてもおかしくはなかったと思うが…。その後は互いに大きなチャンスは無かったが、落ち着いた試合運びを見せたノルディーアが3:1で勝利し、2回戦進出。選手権初勝利が今季初勝利となった。
ここまでチームを追いかけてきて本当に良かった。選手たちもこの時を待っていたのだろう。挨拶に来る選手の明るい表情を見て、改めて初勝利を実感した。そして札幌のOBでもある三浦監督に昇格決定を伝えるとガッツポーズを見せた。応援する2チームがそろって記念の勝利を挙げられることが出来て、まさに最高の一日となった!
2回戦はJFAアカデミーとの対戦になるが、臆することなくのびのびとプレーしてほしいと思う。
今回はなでしこリーグの9チームと全国9地域の予選を勝ち抜いた23チームの計32チームが参加するが、チャレンジリーグの一部のチームも今回は地域予選から参加することになった。一部というのは地域によって対応が異なり、関西や九州のようにトーナメントに最初からするチームもあれば、関東や東海のように1発勝負のプレーオフを行ったところもある。その結果、チャレンジの東地区を戦ったスフィーダや日体大が本大会に進むことが出来なくなったのは残念ではあるが…。北海道は東北、中国と同じく、チャレンジのチームは予選免除となり、ノルディーアは本戦に自動的に出場することになった。なお、北海道からは予選を制した北海道文教大明清高も出場したが、1回戦で愛媛FCレディースに0:5で敗れた。
今回は神戸に前泊して、前日から始まった神戸ルミナリエを見てきた。

ルミナリエとはヨーロッパのルネサンス期に出来た装飾芸術に由来し、「光の芸術」と呼ばれるように、様々の色の電球を取り付けて立体的に見せる芸術表現をいう。神戸ルミナリエが始まったのは阪神・淡路大震災が起こった1995年。犠牲者への慰霊とともに復興への希望を込めて始まったイベントは、それ以来毎年行われている。この小さい写真ではわからないかもしれないが、とにかく荘厳で光の力にただ圧倒されるばかりだった。一度は見せておいて損は無いだろう。
そして翌日。この日の天気予報は雨だったが、試合中は最後まで降らないどころか晴れ間も見えた。ノルディーアの選手達は晴れ女ばかりなのだろうか。湊川から「神戸登山鉄道」こと神戸電鉄に乗り、港町神戸のイメージとは随分とかけ離れた景色を見ながら緑ヶ丘駅を目指す。

会場の三木総合防災公園へは緑ヶ丘駅からバスに乗るか、一つ前の押部谷駅からタクシーに乗ることになるが、会場へのバスは土日だと7本しかないので注意したい。バスが住宅地を抜けると人気の無い山の中に入り、しばらくすると大きな競技場が見えてくる。こちらも5年前に開催された兵庫国体に合わせて作られたが、誰も行かないところに人を集める施設を作るという「無駄使い」がいつまで続くのだろうか…。

ここには陸上競技場の他、野球場や球技場があり、平時にはスポーツを楽しむことが出来る。一方では防災公園の名のとおり、大規模災害時には隣接する広域防災センターとともに兵庫県全域の広域防災拠点として機能することになっている。

第1試合は仙台大学とチャレンジ参入予選に出場した益城ルネサンス熊本との対戦。
前半は益城が押し気味に進めるが、15分に右サイド6庄司からのクロスを8阿部(千)がダイレクトで合わせて、仙台大が先制する。しかし36分に16大竹がドリブル突破からクロスを上げると、18櫻間がワンタッチで合わせて同点ゴールを奪う。さらにその2分後には、中央からパスで崩して最後は9塚本のゴールが決まり逆転。1:2と益城のリードで折り返す。
後半は1点を追う仙台大が攻め入るものの、試合は徐々にこう着状態に。最後は仙台大選手の足が止まってしまったところでタイムアップ。前半のリードを守りきった益城が2回戦に進んだ。
そして第2試合、ノルディーアが対戦する相手は関西第4代表の姫路獨協大学。姫路の選手のほとんどは1、2年生(関西風に言えば1、2回生)だが、昨年春の関西女子学生リーグ2部で優勝して1部に昇格すると、この秋は8チーム中3位でインカレにストレートで出場を決めた。
失意の降格から2週間、気分一新して試合に臨むことができるのか。チャレンジリーグ復帰への第一歩がここから始まる。
姫路獨協大学1:3ノルディーア北海道
※JFA TVによる試合ハイライト映像はこちらから。
ノルディーアのスターターはGK1小松、DF左から17有田、24岩谷、9冨田、30渡邉。中盤左から10佐野川(87'→3加地)、8神成、7森、20白木(90'+1→19曾川)。2トップは11平山(76'→26西野)と4前田。
シンプルにDF裏へロングボールを入れてくる姫路に対して、ノルディーアは13分、20白木へのファールでFKのチャンスを得る。7森が蹴ったボールにゴール前で相手GK1永田に競り勝った17有田が押し込んで、ノルディーアが先制する。ここから一気に畳み掛けるノルディーア、16分には20白木が右サイドをドリブルから相手DFを交わしてシュートを放つが、惜しくもゴール左にそれる。18分には左サイドの17有田がドリブルから中へ切り込んでマイナスのクロスを入れるが、合えばビッグチャンスだったが誰にも合わない。その直後にも7森のFKから、ゴール前混戦になったところで押し込みゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定でノーゴール。
しかし20分を過ぎた頃から、ノルディーアは中盤でセカンドボールを奪えなくなると、試合の主導権を取られてしまい、姫路に一方的に攻め込まれてしまう。そして32分、17清水の左CKから、ファーサイドの11池田がトラップからシュート。これがゴール左サイドネットを揺らして、姫路が同点に追いつく。なおも攻める姫路だったが、44分に相手のクリアボールを4前田が奪うと左へ展開。10佐野川がドリブルからクロスを入れて、20白木のシュートは相手GKに弾かれるが、そのこぼれ玉を8神成が押し込んで、1:2と再びノルディーアが勝ち越したところでハーフタイムを迎える。
ところで、3日(土曜)はJリーグ最終節の日で各地で様々なドラマが生まれた。中でも気になったのはJ1復帰がかかった札幌の結果だったが、J2優勝を決めたFC東京を相手に2:1で勝利。そして徳島が岡山に後半ロスタイムでの決勝ゴールで沈んだことにより、札幌のJ1復帰が内定した(正式にはリーグ理事会で決まる)。ハーフタイムに結果を確認してまずは一安心となったが、こうなるとやはりノルディーアも勝ってダブルで祝いたいところ。後半開始早々にその思いが実現に近づく。
50分、相手陣で4前田が相手ボールを奪うと右サイドの20白木へ。すると相手GKが前に出てきたところを見て、意表をつくミドルシュート。これが相手GKを越えて直接ゴールネットの左隅を揺らして3点目。2点を追うことになった姫路は焦りからか、荒れたプレーが目立つようになる。57分には10佐野川を倒した4百済にイエローカードが出されたが、あれは色が違っていてもおかしくはなかったと思うが…。その後は互いに大きなチャンスは無かったが、落ち着いた試合運びを見せたノルディーアが3:1で勝利し、2回戦進出。選手権初勝利が今季初勝利となった。
ここまでチームを追いかけてきて本当に良かった。選手たちもこの時を待っていたのだろう。挨拶に来る選手の明るい表情を見て、改めて初勝利を実感した。そして札幌のOBでもある三浦監督に昇格決定を伝えるとガッツポーズを見せた。応援する2チームがそろって記念の勝利を挙げられることが出来て、まさに最高の一日となった!
2回戦はJFAアカデミーとの対戦になるが、臆することなくのびのびとプレーしてほしいと思う。
2011チャレンジリーグ入替戦 第2戦 ノルディーア北海道vs愛媛FCレディース [サッカー:日本]
ホーム&アウェー方式で行われる残留プレーオフ、中5日で行われた第2戦の様子を紹介します。もっと早いうちにお伝えしたかったのですが、気持ちの整理がつかない中、翌日の草津vs札幌の試合を観に行ったら、ロスタイムに逆転負けというクソ試合。ますます憂鬱になるばかりでしたが、ようやく落ち着きを取り戻すことが出来ました…。
会場は札幌市東区の東端にある東雁来公園サッカー場、リーグ戦が行われた札幌サッカーアミューズメントパーク(SSAP)の隣にあります。

SSAPに一番近いバス停「豊畑神社」から、奥に見えるのがSSAPのクラブハウスと屋内練習場。千葉から列車を乗り継いで来たという愛媛のサポさんを案内しながら、10分ほどの歩きで会場へ。
当日はこの時期にしては暖かかったが、週の中頃には札幌市内にも雪が積もり、前日まではピッチの上に雪が残っていたそうだ。土曜日のスポーツ紙の道内版に選手の集合写真が掲載されたが、周りは真っ白。ただ、その雪も夜中に降った雨と南風で全て溶けてしまった。愛媛の連中に雪国の寒さを味合わせてやらないと、と思っていたら、愛媛の選手達はコートをがっちり着込んで会場に入っていった。あの温暖な気候で暮らしていたら、この程度でも寒く感じるのだろう。

東雁来公園サッカー場は人工芝のグラウンド。この時期、札幌市内で使える天然芝グラウンドはヒーティングシステムがある札幌ドームとコンサドーレの宮の沢の練習場くらいで(それでも年中使える訳ではない)、チームスタッフが雪が降った場合を考慮しながら会場探しに奔走したそうだが、最終的にここになった。
来季もチャレンジリーグで戦うための条件は、2点差以上を付けて勝つか、1:0でアウェーゴールで勝つかのいずれか。前回も書いたとおり、とにかく勝つしかない試合だが、今シーズンここまで未勝利のチームにとって、高いハードルだったのだろうか…。
ノルディーア北海道1:1愛媛FCレディース
ノルディーアのスターターはGK1小松、DF左から17有田(86→15桜田)、24岩谷、5小寺、30渡邉。中盤左から20白木、7森、8神成、9冨田。2トップは4前田と10佐野川(81'→11平山)。U-16代表から帰ってきた20白木が左SHに入り、右SHには9冨田が入った。そして24岩谷が初めてセンターバックに入り、5小寺とコンビを組む。
愛媛のスターターはGK12光平、DF左から22小川、8小野山、3城間(74'→5小西)、2串山。中盤左から10中田、18山城、6堀江、17岩本。2トップは11春山と9丸形。第1戦と同じメンバー、同じ布陣で挑む。時折強い風がバックスタンドに向かって吹く中、ノルディーアのキックオフで試合が始まる。
前半は風下のノルディーアが積極的に前に出る。10分、8神成のFKがCKのチャンスを得るが、相手DFにクリアされる。18分には9冨田が4前田とのワンツーからクロスを上げるが、20白木には渡らず、相手にクリアされる。29分にもCKのチャンスが続くが、決定的なシーンが作れない。
一方の愛媛、18山城のミドルシュート以外はローリスクの戦いでリードを守りに入ったが、残り10分で攻めに転じる。しかし、どちらもゴールを奪えないままハーフタイムを迎える。
後半もノルディーアのペースで始まると、49分には8神成がミドルシュートを放つがゴールのわずかに上。53分には7森がFKを狙うが枠を捉えられない。対する愛媛は54分に相手のクリアボールからカウンターにつなげるが、17岩本のシュートは枠の右へ流れる。
そして56分、右サイド(公式記録では9冨田)からのクロスボールを相手GK12光平がクリアにもたついたところを8神成が押し込んで、ついに相手ゴールネットを揺らす。これで2試合合計で2:2となり、アウェーゴール数でノルディーアがついにリードを奪う。しかし、ノルディーアは66分に7森がシュートを最後に全くボールがつながらなくなり、攻め手を失ってしまう。
1点を追う愛媛は、61分にFKがクロスバーに当たるが、続くCKのチャンスでショートCKを仕掛ける。しかしノルディーアのキャプテン4前田が体を張った守備でゴールを守る。ただ、試合の流れは徐々に愛媛へと傾く。
76分には左からのクロスに9丸形が頭で合わせるが、これは相手GKへ。そして79分、相手ボールへの対応が遅れてズルズルと下げられたところで11春山のゴールが決まり、痛恨の失点。試合自体は同点とされるが、2試合合計で愛媛のリードとなる。反撃したいノルディーアだが、シュートチャンスが作れないまま時間だけが過ぎる。そしてロスタイムに入りCKのチャンスを迎えるものの、最後は相手にクリアされて万事休す。
試合は1:1の引き分けとなり、1勝1分の愛媛がチャレンジリーグに昇格。ノルディーアは北海道リーグへの降格が決まった。
悔しさしかなかった。試合中、何度も体を張ったディフェンスでチームを鼓舞し続けた前田キャプテンが涙声で挨拶しているのを見ていると、どんな言葉をかけていいのかわからなかったし、自分達がもっと盛り上げることが出来なかったのかと思うと無力感だけが残った。
ただ、試合後にキャプテンが地元メディアに語ったように、気持ちだけではどうにもならなかったのも事実。その中には自分達の力だけではどうにもならない地理的事情もあるが、唯一勝負になると思われた長野に対して1勝も出来なかったという結果に実力が表れていたのかもしれない。
愛媛の皆さんには来季チャレンジリーグでの活躍に期待したい。ただ個人的には、地域を代表するJクラブが大学チームを丸抱えするやり方には疑問があるので、出来れば地元の社会人チームや高校生などを受け入れたオール愛媛のチームで参戦してほしいと思う。
さて、今週末からは全日本女子選手権が始まる。残留争いのプレッシャーから開放された彼女たちののびのびとしたプレーが見られることを期待したい。
ここからもう一度立ち上がろう。
会場は札幌市東区の東端にある東雁来公園サッカー場、リーグ戦が行われた札幌サッカーアミューズメントパーク(SSAP)の隣にあります。

SSAPに一番近いバス停「豊畑神社」から、奥に見えるのがSSAPのクラブハウスと屋内練習場。千葉から列車を乗り継いで来たという愛媛のサポさんを案内しながら、10分ほどの歩きで会場へ。
当日はこの時期にしては暖かかったが、週の中頃には札幌市内にも雪が積もり、前日まではピッチの上に雪が残っていたそうだ。土曜日のスポーツ紙の道内版に選手の集合写真が掲載されたが、周りは真っ白。ただ、その雪も夜中に降った雨と南風で全て溶けてしまった。愛媛の連中に雪国の寒さを味合わせてやらないと、と思っていたら、愛媛の選手達はコートをがっちり着込んで会場に入っていった。あの温暖な気候で暮らしていたら、この程度でも寒く感じるのだろう。

東雁来公園サッカー場は人工芝のグラウンド。この時期、札幌市内で使える天然芝グラウンドはヒーティングシステムがある札幌ドームとコンサドーレの宮の沢の練習場くらいで(それでも年中使える訳ではない)、チームスタッフが雪が降った場合を考慮しながら会場探しに奔走したそうだが、最終的にここになった。
来季もチャレンジリーグで戦うための条件は、2点差以上を付けて勝つか、1:0でアウェーゴールで勝つかのいずれか。前回も書いたとおり、とにかく勝つしかない試合だが、今シーズンここまで未勝利のチームにとって、高いハードルだったのだろうか…。
ノルディーア北海道1:1愛媛FCレディース
ノルディーアのスターターはGK1小松、DF左から17有田(86→15桜田)、24岩谷、5小寺、30渡邉。中盤左から20白木、7森、8神成、9冨田。2トップは4前田と10佐野川(81'→11平山)。U-16代表から帰ってきた20白木が左SHに入り、右SHには9冨田が入った。そして24岩谷が初めてセンターバックに入り、5小寺とコンビを組む。
愛媛のスターターはGK12光平、DF左から22小川、8小野山、3城間(74'→5小西)、2串山。中盤左から10中田、18山城、6堀江、17岩本。2トップは11春山と9丸形。第1戦と同じメンバー、同じ布陣で挑む。時折強い風がバックスタンドに向かって吹く中、ノルディーアのキックオフで試合が始まる。
前半は風下のノルディーアが積極的に前に出る。10分、8神成のFKがCKのチャンスを得るが、相手DFにクリアされる。18分には9冨田が4前田とのワンツーからクロスを上げるが、20白木には渡らず、相手にクリアされる。29分にもCKのチャンスが続くが、決定的なシーンが作れない。
一方の愛媛、18山城のミドルシュート以外はローリスクの戦いでリードを守りに入ったが、残り10分で攻めに転じる。しかし、どちらもゴールを奪えないままハーフタイムを迎える。
後半もノルディーアのペースで始まると、49分には8神成がミドルシュートを放つがゴールのわずかに上。53分には7森がFKを狙うが枠を捉えられない。対する愛媛は54分に相手のクリアボールからカウンターにつなげるが、17岩本のシュートは枠の右へ流れる。
そして56分、右サイド(公式記録では9冨田)からのクロスボールを相手GK12光平がクリアにもたついたところを8神成が押し込んで、ついに相手ゴールネットを揺らす。これで2試合合計で2:2となり、アウェーゴール数でノルディーアがついにリードを奪う。しかし、ノルディーアは66分に7森がシュートを最後に全くボールがつながらなくなり、攻め手を失ってしまう。
1点を追う愛媛は、61分にFKがクロスバーに当たるが、続くCKのチャンスでショートCKを仕掛ける。しかしノルディーアのキャプテン4前田が体を張った守備でゴールを守る。ただ、試合の流れは徐々に愛媛へと傾く。
76分には左からのクロスに9丸形が頭で合わせるが、これは相手GKへ。そして79分、相手ボールへの対応が遅れてズルズルと下げられたところで11春山のゴールが決まり、痛恨の失点。試合自体は同点とされるが、2試合合計で愛媛のリードとなる。反撃したいノルディーアだが、シュートチャンスが作れないまま時間だけが過ぎる。そしてロスタイムに入りCKのチャンスを迎えるものの、最後は相手にクリアされて万事休す。
試合は1:1の引き分けとなり、1勝1分の愛媛がチャレンジリーグに昇格。ノルディーアは北海道リーグへの降格が決まった。
悔しさしかなかった。試合中、何度も体を張ったディフェンスでチームを鼓舞し続けた前田キャプテンが涙声で挨拶しているのを見ていると、どんな言葉をかけていいのかわからなかったし、自分達がもっと盛り上げることが出来なかったのかと思うと無力感だけが残った。
ただ、試合後にキャプテンが地元メディアに語ったように、気持ちだけではどうにもならなかったのも事実。その中には自分達の力だけではどうにもならない地理的事情もあるが、唯一勝負になると思われた長野に対して1勝も出来なかったという結果に実力が表れていたのかもしれない。
愛媛の皆さんには来季チャレンジリーグでの活躍に期待したい。ただ個人的には、地域を代表するJクラブが大学チームを丸抱えするやり方には疑問があるので、出来れば地元の社会人チームや高校生などを受け入れたオール愛媛のチームで参戦してほしいと思う。
さて、今週末からは全日本女子選手権が始まる。残留争いのプレッシャーから開放された彼女たちののびのびとしたプレーが見られることを期待したい。
ここからもう一度立ち上がろう。
2011チャレンジリーグ入替戦 第1戦 愛媛FCレディースvsノルディーア北海道 [サッカー:日本]
ノルディーアにとってチャレンジリーグ生き残りをかけたプレーオフが始まる。小春日和の愛媛県で行われた第1戦を紹介します。会場は松山市の北条スポーツセンターでした。

最寄り駅となるJR大浦駅はホームとベンチしかない小さな駅だ。駅前には店はないが、スポーツセンターの下に道の駅があるので、食事関係には困らないだろう。駅を出たら右の上り坂へ。矢印が入った看板はあるものの、上り坂と下り坂があって迷っていたら、地元のサポさんに教えていただきました。ありがとうございます。

駅を出て坂を上ると伊予柑だろうか、大きな実がなっている木が斜面にたくさん並んでいた。収穫に使われるモノレールも見える。今回の旅で一番愛媛らしさを感じた風景だった。

駅から10分ほど歩くとスポーツセンターに到着。駐車場の向こうに球技場と陸上競技場、右に体育館。狭い所に施設がうまくまとまっている。

試合が行われた陸上競技場。向こうには瀬戸内海の島々が見える。穏やかな海の向こうを船が通過していくのを眺めていると、時間が過ぎていくのを忘れてしまいそうだ。
そんな静かな海辺を舞台に、それぞれのサッカー人生をかけた熱い戦いが始まった。
愛媛FCレディース2:1ノルディーア北海道
愛媛のスターターはGK12光平、DF左から22小川、8小野山、3城間、2串山。中盤左から10中田、18山城、6堀江、17岩本。2トップは11春山と9丸形。先週の入替戦から変わったのは1人だけだが、10中田を左サイドに回してきた。ノルディーアにとっては比較的弱い右サイドを突いてきたのだろうか。
ノルディーアのスターターはGK1小松、DF左から24岩谷、9冨田、5小寺、15桜田(80'→11平山)。中盤左から17有田、7森、8神成、30渡邉。2トップは4前田と10佐野川。9月のチャレンジリーグ最終戦で出場停止の10佐野川が戻り、怪我から復帰して終盤戦ではベンチに入っていた1小松が今季初先発となる。ちなみに、この日の松山の予想最高気温は22度、両チームの選手のほとんどが半袖だった。
立ち上がりはノルディーアが攻め込むが、愛媛は9分に右からのCKに3城間が頭で合わせるものの、GK1小松が弾いて先制ゴールを許さない。その後も愛媛の攻勢が続いたが、13分にノルディーアが右CKのチャンスをつかむ。すると相手の意表をついたショートコーナー、30渡邉がゴール前に入れると4前田がヘディングシュート。これがクロスバーに当たって跳ね返ったボールを8神成が押し込み、ノルディーアが先制点を奪う。
これで試合の主導権をつかみ、ノルディーアの時間帯が続く。26分には7森のFKのセカンドボールを4前田が頭でつないでから、最後は8神成が押し込んでネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でノーゴール。一方の愛媛は39分、CKのセカンドボールをつなぎ、18山城が9丸形とのワンツーからシュートを放つがGK1小松がセーブ。
42分のノルディーア、相手陣で17有田がボールを奪ってクロスを上げるが、相手GK12光平が一度弾いたもののクリアされる。そして45分の愛媛、ペナルティエリア左からのFKがニアサイドのゴールポストに当たるがゴール寸前を通過してしまう。その後もノルディーアのゴール前で混戦状態が続くが何とか守り抜いて前半終了。ノルディーアの1点リードでハーフタイムを迎えた。
後半も次の1点をめぐる攻防が続く。49分のノルディーア、4前田が奪ったボールを10佐野川がシュートを放つが相手DFに当たり、CKに逃れられる。53分の愛媛、3度のCKはいずれもクリアされる。56分のノルディーア、やはり敵陣で7森が相手ボールを奪うが、4前田のミドルシュートは枠の上へ。
59分の愛媛、11春山が左サイドを上がってゴール前に入れると、9丸形が二アサイドで合わせたが枠のわずか左。直後のノルディーアも4前田が相手DFからボールを奪うと、ゴール前でフリーの10佐野川がシュートを放つがGKの正面。互いに決定機を作りながらもゴールが入らない。特にノルディーアはいい位置でボールを奪うことが出来ているのに、フィニッシュが甘くなっている。そうなると、試合の流れを手放してしまうのはサッカー界ではよくある話で、こう着状態を打ち破ったのは愛媛だった。
71分、ノルディーアがクリアにもたついているうちに、愛媛にボールを運ばれると2串山のミドルシュートが決まって同点に追いつかれる。すると暑さからか、それとも追いつかれて動揺したのか、ノルディーア守備陣の足がぱったりと止まってしまい、愛媛の決定機が続く。76分にはスルーパスに11春山が抜け出して折り返したボールに9がシュートを放つが枠の上へ。その直後には10中田のシュートのクリアボールに9丸形がシュートを放つが、相手DFに当たってCKになる。さらに79分には左からのクロスに18山城のシュートはGK正面でクリア。
そして84分、22小川の右CKをニアサイドの10中田がワンタッチでゴール前に入れると、最後は8小野山が頭で押し込んでゴールイン。愛媛がついに逆転する。ただ愛媛もこれで満足してしまったのか、勢いに乗ってたたみ掛けてくることは無かった。結局試合はこのままのスコアで終了し、愛媛が2:1で第1戦に勝利した。
とりわけ前半はノルディーアがゲームを支配しており、特に左サイドに入った10中田に対して、15桜田が彼女に仕事をさせなかった。しかし決定機をふいにし続けて同点に追いつかれてからは一気に腰が引けてしまい、チームで守ることが出来なくなってしまった。やはり…と思うところはあるが、次のゲームはもうすぐだ。過ぎたことを振り返っても仕方ないが、何をすべきかをもう一度確認して、気持ちを切り換えるしかない。
第2戦は19日土曜日午前11時から、札幌市の東雁来公園で行われる。ノルディーアがチャレンジリーグに残留するための条件は、ホームゲームで2点差以上で勝つか、1:0でアウェーゴールで勝つかのいずれか。2:1で勝利した場合は10分ハーフの延長戦、それでも決着が付かない場合はPK戦に突入する。
とにかく勝つしかない。ゲームのポイントをあげるなら、まずは第1戦と同じように先制点を奪って愛媛を焦らせたい。そして前線からプレッシャーをかけて相手のボールロストを誘い、得点に結び付けてほしい。ゴールを奪うという意味では代表帰りの20白木をどのタイミングで使うかも見所だろう。そして守備に関しては、相手のアウェーゴールを許さないためにも勇気を持って立ち向かってほしい。前回も書いたが「愛媛女子短大」は常盤木学園のような名門校ではないし、アカデミーのようなサッカーエリート養成機関でもない。チャレンジで対戦した他のチームと比べても臆するようなチームではないはずだ。
何よりも、2試合のうちの半分が終わっただけ。アウェーゴールのアドヴァンテージがあるのだから、絶対に残留するという強い意思を持って戦ってほしい。試合後の挨拶で必ず勝つと前を見据えていた前田キャプテンの言葉がチーム全体の意思だと信じて、土曜日も札幌に行きます。
このまま終わってたまるか!

最寄り駅となるJR大浦駅はホームとベンチしかない小さな駅だ。駅前には店はないが、スポーツセンターの下に道の駅があるので、食事関係には困らないだろう。駅を出たら右の上り坂へ。矢印が入った看板はあるものの、上り坂と下り坂があって迷っていたら、地元のサポさんに教えていただきました。ありがとうございます。

駅を出て坂を上ると伊予柑だろうか、大きな実がなっている木が斜面にたくさん並んでいた。収穫に使われるモノレールも見える。今回の旅で一番愛媛らしさを感じた風景だった。

駅から10分ほど歩くとスポーツセンターに到着。駐車場の向こうに球技場と陸上競技場、右に体育館。狭い所に施設がうまくまとまっている。

試合が行われた陸上競技場。向こうには瀬戸内海の島々が見える。穏やかな海の向こうを船が通過していくのを眺めていると、時間が過ぎていくのを忘れてしまいそうだ。
そんな静かな海辺を舞台に、それぞれのサッカー人生をかけた熱い戦いが始まった。
愛媛FCレディース2:1ノルディーア北海道
愛媛のスターターはGK12光平、DF左から22小川、8小野山、3城間、2串山。中盤左から10中田、18山城、6堀江、17岩本。2トップは11春山と9丸形。先週の入替戦から変わったのは1人だけだが、10中田を左サイドに回してきた。ノルディーアにとっては比較的弱い右サイドを突いてきたのだろうか。
ノルディーアのスターターはGK1小松、DF左から24岩谷、9冨田、5小寺、15桜田(80'→11平山)。中盤左から17有田、7森、8神成、30渡邉。2トップは4前田と10佐野川。9月のチャレンジリーグ最終戦で出場停止の10佐野川が戻り、怪我から復帰して終盤戦ではベンチに入っていた1小松が今季初先発となる。ちなみに、この日の松山の予想最高気温は22度、両チームの選手のほとんどが半袖だった。
立ち上がりはノルディーアが攻め込むが、愛媛は9分に右からのCKに3城間が頭で合わせるものの、GK1小松が弾いて先制ゴールを許さない。その後も愛媛の攻勢が続いたが、13分にノルディーアが右CKのチャンスをつかむ。すると相手の意表をついたショートコーナー、30渡邉がゴール前に入れると4前田がヘディングシュート。これがクロスバーに当たって跳ね返ったボールを8神成が押し込み、ノルディーアが先制点を奪う。
これで試合の主導権をつかみ、ノルディーアの時間帯が続く。26分には7森のFKのセカンドボールを4前田が頭でつないでから、最後は8神成が押し込んでネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でノーゴール。一方の愛媛は39分、CKのセカンドボールをつなぎ、18山城が9丸形とのワンツーからシュートを放つがGK1小松がセーブ。
42分のノルディーア、相手陣で17有田がボールを奪ってクロスを上げるが、相手GK12光平が一度弾いたもののクリアされる。そして45分の愛媛、ペナルティエリア左からのFKがニアサイドのゴールポストに当たるがゴール寸前を通過してしまう。その後もノルディーアのゴール前で混戦状態が続くが何とか守り抜いて前半終了。ノルディーアの1点リードでハーフタイムを迎えた。
後半も次の1点をめぐる攻防が続く。49分のノルディーア、4前田が奪ったボールを10佐野川がシュートを放つが相手DFに当たり、CKに逃れられる。53分の愛媛、3度のCKはいずれもクリアされる。56分のノルディーア、やはり敵陣で7森が相手ボールを奪うが、4前田のミドルシュートは枠の上へ。
59分の愛媛、11春山が左サイドを上がってゴール前に入れると、9丸形が二アサイドで合わせたが枠のわずか左。直後のノルディーアも4前田が相手DFからボールを奪うと、ゴール前でフリーの10佐野川がシュートを放つがGKの正面。互いに決定機を作りながらもゴールが入らない。特にノルディーアはいい位置でボールを奪うことが出来ているのに、フィニッシュが甘くなっている。そうなると、試合の流れを手放してしまうのはサッカー界ではよくある話で、こう着状態を打ち破ったのは愛媛だった。
71分、ノルディーアがクリアにもたついているうちに、愛媛にボールを運ばれると2串山のミドルシュートが決まって同点に追いつかれる。すると暑さからか、それとも追いつかれて動揺したのか、ノルディーア守備陣の足がぱったりと止まってしまい、愛媛の決定機が続く。76分にはスルーパスに11春山が抜け出して折り返したボールに9がシュートを放つが枠の上へ。その直後には10中田のシュートのクリアボールに9丸形がシュートを放つが、相手DFに当たってCKになる。さらに79分には左からのクロスに18山城のシュートはGK正面でクリア。
そして84分、22小川の右CKをニアサイドの10中田がワンタッチでゴール前に入れると、最後は8小野山が頭で押し込んでゴールイン。愛媛がついに逆転する。ただ愛媛もこれで満足してしまったのか、勢いに乗ってたたみ掛けてくることは無かった。結局試合はこのままのスコアで終了し、愛媛が2:1で第1戦に勝利した。
とりわけ前半はノルディーアがゲームを支配しており、特に左サイドに入った10中田に対して、15桜田が彼女に仕事をさせなかった。しかし決定機をふいにし続けて同点に追いつかれてからは一気に腰が引けてしまい、チームで守ることが出来なくなってしまった。やはり…と思うところはあるが、次のゲームはもうすぐだ。過ぎたことを振り返っても仕方ないが、何をすべきかをもう一度確認して、気持ちを切り換えるしかない。
第2戦は19日土曜日午前11時から、札幌市の東雁来公園で行われる。ノルディーアがチャレンジリーグに残留するための条件は、ホームゲームで2点差以上で勝つか、1:0でアウェーゴールで勝つかのいずれか。2:1で勝利した場合は10分ハーフの延長戦、それでも決着が付かない場合はPK戦に突入する。
とにかく勝つしかない。ゲームのポイントをあげるなら、まずは第1戦と同じように先制点を奪って愛媛を焦らせたい。そして前線からプレッシャーをかけて相手のボールロストを誘い、得点に結び付けてほしい。ゴールを奪うという意味では代表帰りの20白木をどのタイミングで使うかも見所だろう。そして守備に関しては、相手のアウェーゴールを許さないためにも勇気を持って立ち向かってほしい。前回も書いたが「愛媛女子短大」は常盤木学園のような名門校ではないし、アカデミーのようなサッカーエリート養成機関でもない。チャレンジで対戦した他のチームと比べても臆するようなチームではないはずだ。
何よりも、2試合のうちの半分が終わっただけ。アウェーゴールのアドヴァンテージがあるのだから、絶対に残留するという強い意思を持って戦ってほしい。試合後の挨拶で必ず勝つと前を見据えていた前田キャプテンの言葉がチーム全体の意思だと信じて、土曜日も札幌に行きます。
このまま終わってたまるか!
2011チャレンジリーグ入替戦予選大会 決勝 愛媛FCレディース vs JAPANサッカーカレッジ [サッカー:日本]
来季のチャレンジリーグ参入チームが決まり、そしてノルディーア北海道にとってはプレーオフの対戦相手が決まる決勝戦を紹介します。

この日も東京から小田急とJR御殿場線を乗り継いで、会場の最寄となる岩波駅に到着。木曜、土曜は天気が良かったが、この日の道中はずっと雨。そして会場の裾野グラウンドが近づくと、雲の中に入ったのか、濃い霧に覆われてピッチの向こう側が見えなかった。それでも、試合前練習が始まる頃には視界も開けてきて、何とか試合が出来そうだ。
前日の試合を一緒に見たサポ仲間の間では、攻撃力で愛媛が勝ち、翌週のプレーオフは新潟行きというのが大方の予想だった。その中には、愛媛だと松山への行き帰りなどを工面しなければならないという事情もあったけど(苦笑)、ただ僕の中では愛媛の守備がどうにも引っかかっていた。その不安が的中することになるとは…。
愛媛FCレディース1:2JAPANサッカーカレッジ
愛媛FCレディース(以下、愛媛)のスターターはGK12光平、DF左から5小西、8小野山、3城間、17岩本。中盤左から22小川、18山城、6堀江、10中田。2トップは11春山と9丸形。前日のつくば戦と同じメンバー。
対するJAPANサッカーカレッジ(以下、JSC)のスターターはGK1深田、DF左から6林本、9佐々木、19高橋、2品川。中盤左から7近藤、16社納、20坂口、10鳥海、8早川の5人並ぶ。そして監督でもある27田邊が1トップに入る。前日の益城戦で途中出場した10鳥海を先発に入れて、中盤を厚くしてきた。
試合は8分、16社納からのパスを受けた20坂口がグラウンダーのミドルシュートを放つと、相手DFに当たってゴールイン。JSCが先制点を奪う。対する愛媛はその直後、17岩本のFKにゴール前の9丸形が頭で合わせるが枠の右へ。さらに14分には5小西のCKから6堀江がシュートを放つが枠の上へ。その後も愛媛が左右両サイドから攻め立てるものの、決定機が作れない。JSCも追加点の機会を作れなかったが、前半終了間際にカウンターから10鳥海がシュートを放つが枠を捉えられず。JSCの1点リードで折り返す。
後半もやはり愛媛のペースで進むが53分、GKが弾いたボールを22小川が押し込んで同点に追いつく。その後も愛媛の攻勢が続くが、ハーフタイムの間強かった雨が後半が始まると収まってきたが、今度は霧が濃くなってきた。我々から見て、愛媛の選手が攻め入る先は白いカーテンの向こう。音で判断するしか状況が続く。
久しぶりにボールが見えると、今度はJSCが相手ゴール前に迫る。65分にはFKのセカンドボールを20坂口がシュートを放つが枠の右へ。そして69分、右サイドを上がった10鳥海が相手DF2人を交わしてクロスを上げると、そのクリアボールを7近藤がシュート。クロスバーに当たってこぼれたボールを16社納が押し込んで2:1。この予選大会で初めて相手守備を崩した形で再び突き放す。さらに71分には10鳥海がドリブルからエリア内で倒されるが、判定はノーファール。
試合終盤になるとまた霧が濃くなってきた。ただ愛媛は攻め疲れからか、それとも焦りからなのか、試合の主導権はJSCに渡る。どちらも大きなチャンスが無いまま時間だけが過ぎて試合終了。2:1で勝利したJAPANサッカーカレッジが来季のチャレンジリーグ参入を決めた。

誰かわからなければセーフだよね? とにかくひどい霧の中での試合だった
そしてノルディーア北海道の残留プレーオフの対戦相手が愛媛FCレディースに決まった。相手のキープレイヤーをあげるなら、右サイドでスピードのある10中田だろう。ただし、彼女のワンマンチームではない。左SH22小川も攻撃力はあるし、2トップの二人11春山と9丸形のバランスもいい。どこからでも攻めてくる攻撃力が売りではあるが、それでもチャレンジで戦ってきた相手を考えれば臆することはないはずだ。
そして決勝戦では10中田がサイドバックに下がって守備に回る時間があったが、この時ばかりは愛媛の攻めも怖くなかった。ワンマンチームではないと書いたが、やはり10中田にゲームを作らせたくない。そうなるとノルディーアにとっては左サイドの17有田、24岩谷とのマッチアップがキーになるのではないだろうか。
プレーオフはホーム&アウェー方式での対戦となり、まず13日に松山で、そして19日に札幌SSAPの隣にある東雁来公園で行われる。もちろん2戦2勝出来るに越したことは無いが、20白木がU-16代表戦でいない第1戦はとにかく負けないこと。そして焦らないことだろう。プライベートの学生リーグ以外では、四国で事実上の指定席に座るための試合しかしていない相手に比べたら、何度も厳しい試合をしてきた自分たちの方が経験値が高いはずだ。
私も松山に来ています。日付変わって今日になりましたが、ノルディーアには何としてもチャレンジリーグに残留してもらいたい! その思いと共に応援してきます。
DEA ARRIBA!

この日も東京から小田急とJR御殿場線を乗り継いで、会場の最寄となる岩波駅に到着。木曜、土曜は天気が良かったが、この日の道中はずっと雨。そして会場の裾野グラウンドが近づくと、雲の中に入ったのか、濃い霧に覆われてピッチの向こう側が見えなかった。それでも、試合前練習が始まる頃には視界も開けてきて、何とか試合が出来そうだ。
前日の試合を一緒に見たサポ仲間の間では、攻撃力で愛媛が勝ち、翌週のプレーオフは新潟行きというのが大方の予想だった。その中には、愛媛だと松山への行き帰りなどを工面しなければならないという事情もあったけど(苦笑)、ただ僕の中では愛媛の守備がどうにも引っかかっていた。その不安が的中することになるとは…。
愛媛FCレディース1:2JAPANサッカーカレッジ
愛媛FCレディース(以下、愛媛)のスターターはGK12光平、DF左から5小西、8小野山、3城間、17岩本。中盤左から22小川、18山城、6堀江、10中田。2トップは11春山と9丸形。前日のつくば戦と同じメンバー。
対するJAPANサッカーカレッジ(以下、JSC)のスターターはGK1深田、DF左から6林本、9佐々木、19高橋、2品川。中盤左から7近藤、16社納、20坂口、10鳥海、8早川の5人並ぶ。そして監督でもある27田邊が1トップに入る。前日の益城戦で途中出場した10鳥海を先発に入れて、中盤を厚くしてきた。
試合は8分、16社納からのパスを受けた20坂口がグラウンダーのミドルシュートを放つと、相手DFに当たってゴールイン。JSCが先制点を奪う。対する愛媛はその直後、17岩本のFKにゴール前の9丸形が頭で合わせるが枠の右へ。さらに14分には5小西のCKから6堀江がシュートを放つが枠の上へ。その後も愛媛が左右両サイドから攻め立てるものの、決定機が作れない。JSCも追加点の機会を作れなかったが、前半終了間際にカウンターから10鳥海がシュートを放つが枠を捉えられず。JSCの1点リードで折り返す。
後半もやはり愛媛のペースで進むが53分、GKが弾いたボールを22小川が押し込んで同点に追いつく。その後も愛媛の攻勢が続くが、ハーフタイムの間強かった雨が後半が始まると収まってきたが、今度は霧が濃くなってきた。我々から見て、愛媛の選手が攻め入る先は白いカーテンの向こう。音で判断するしか状況が続く。
久しぶりにボールが見えると、今度はJSCが相手ゴール前に迫る。65分にはFKのセカンドボールを20坂口がシュートを放つが枠の右へ。そして69分、右サイドを上がった10鳥海が相手DF2人を交わしてクロスを上げると、そのクリアボールを7近藤がシュート。クロスバーに当たってこぼれたボールを16社納が押し込んで2:1。この予選大会で初めて相手守備を崩した形で再び突き放す。さらに71分には10鳥海がドリブルからエリア内で倒されるが、判定はノーファール。
試合終盤になるとまた霧が濃くなってきた。ただ愛媛は攻め疲れからか、それとも焦りからなのか、試合の主導権はJSCに渡る。どちらも大きなチャンスが無いまま時間だけが過ぎて試合終了。2:1で勝利したJAPANサッカーカレッジが来季のチャレンジリーグ参入を決めた。

誰かわからなければセーフだよね? とにかくひどい霧の中での試合だった
そしてノルディーア北海道の残留プレーオフの対戦相手が愛媛FCレディースに決まった。相手のキープレイヤーをあげるなら、右サイドでスピードのある10中田だろう。ただし、彼女のワンマンチームではない。左SH22小川も攻撃力はあるし、2トップの二人11春山と9丸形のバランスもいい。どこからでも攻めてくる攻撃力が売りではあるが、それでもチャレンジで戦ってきた相手を考えれば臆することはないはずだ。
そして決勝戦では10中田がサイドバックに下がって守備に回る時間があったが、この時ばかりは愛媛の攻めも怖くなかった。ワンマンチームではないと書いたが、やはり10中田にゲームを作らせたくない。そうなるとノルディーアにとっては左サイドの17有田、24岩谷とのマッチアップがキーになるのではないだろうか。
プレーオフはホーム&アウェー方式での対戦となり、まず13日に松山で、そして19日に札幌SSAPの隣にある東雁来公園で行われる。もちろん2戦2勝出来るに越したことは無いが、20白木がU-16代表戦でいない第1戦はとにかく負けないこと。そして焦らないことだろう。プライベートの学生リーグ以外では、四国で事実上の指定席に座るための試合しかしていない相手に比べたら、何度も厳しい試合をしてきた自分たちの方が経験値が高いはずだ。
私も松山に来ています。日付変わって今日になりましたが、ノルディーアには何としてもチャレンジリーグに残留してもらいたい! その思いと共に応援してきます。
DEA ARRIBA!
2011チャレンジリーグ入替戦予選大会 第2日 [サッカー:日本]
1日の休みをおいて土曜日に行われた2試合を振り返ります。
まずは2回戦から登場する2チームを紹介するが、どちらも事実上の学生チームである。
第1試合に登場する愛媛FCレディース(以下、愛媛)はその名の通り、愛媛FCの下部組織だが、実態はクラブと提携する愛媛女子短大の学生とOGの集まりだ。これは愛媛に限ったことではなく、チャレンジで戦った日体大や静産大磐田も大学生を中心に社会人選手を受け入れている。社会人が大学生の大会に出場できないのはもちろんだが、大学生にとっては学生の大会に出場できるだけでなく、クラブチームとしてチャレンジリーグなどにも出場できるようになっており、これも男子との違いである。今年の四国リーグを全勝優勝しているが、他の3チームが地元の中高生や社会人を中心としており、ある意味で当然の結果だろう。
第2試合に出てくるJAPANサッカーカレッジ(以下、JSC)は新潟県にあるサッカーの専修学校。アルビレックス新潟の育成機関として提携しているが、どんなチームなのかホームページを見たものの、全く分からなかった。昨年までは北信越リーグに参戦していたが、今年はそれが行われないため、関東の大学などが参加する独立リーグに参戦しており、選手育成の場を作るためにもチャレンジリーグに参加したいのだろう。
それにしても、FAやリーグ事務局はチャレンジリーグのポジションをどのように考えているのだろうか。女子サッカーの選手数が男子に比べて圧倒的に少ない、地域によっては都道府県リーグはあっても地域リーグがないという事情があるとはいえ、このままではクラブチームの皮をかぶった学生チームばかりになり、東京に行けない学生のための全国リーグになるだけのような気がしてならないのだが…。
第1試合はシードの愛媛と木曜日に勝ち上がったつくばとの試合。

愛媛3:1つくば
愛媛のスターターはGK12光平、DF左から5小西、8小野山、3城間、17岩本。中盤左から22小川(87'→19上里)、18山城、6堀江、10中田。2トップは11春山と9丸形(89'→16丸山)。右SHに入った10中田はなでしこリーグの湯郷で7シーズンプレーした経験を持つチームのキープレイヤーだ。
つくばのスターターはGK1村上。DF左から20鈴木(麻)(86'→17増田)、2南、5須藤、9鈴木(稚)。中盤左から8阿部、3青木、10亀井、16吉本(59'→18三輪)。2トップは11馬場と7菅野。10亀井が中盤に入り、前の試合でゴールをあげた18三輪はこの日もベンチから。
10分過ぎから愛媛が攻勢に出ると、17分に11春山がペナルティエリア手前からシュートを放ちゴールイン。愛媛が先制点を奪う。なおも攻め立てる愛媛は高さのある9丸形とスピードタイプの11春山の2トップのバランスが良く、さらに左SHの22小川も積極的にフィニッシュを狙ってくる。対するつくばは10亀井を起点に攻めに出るが、シュートチャンスが作れない。愛媛は36分に11春山が相手DFのフィードをカットしてシュートを放つが枠の上へ。さらに38分には22小川のクロスに11春山がシュートを放つが右に外し、立て続けに来た決定機を逃す。43分には10中田が9丸形とのワンツーからシュートを放つが相手GKへ。そして45分の18山城のミドルシュートはバーを叩いて追加点を奪えず。愛媛は攻め続けながらも1点のリードのままハーフタイムを向かえる。
後半も愛媛の攻勢が続いたが、つくばが59分に18三輪を入れるとその直後、18三輪からのパスに右のスペースに出た11馬場がシュートを放つが枠の左に流れる。いきなり決定機を作るとその5分後、再び18三輪から右サイドのスペースにボールを出すと、11馬場のシュートが今度はネットを揺らして、つくばが同点に追いつく。しかし、つくばの時間帯は長くは続かなかった。愛媛が主導権を取り戻すと77分、ショートCKから最後は18山城のドライブシュートが決まって2:1と勝ち越し。さらに83分には5小西の右CKが風にうまく乗ると直接ゴールネットを揺らして3:1と試合を決定付けた。結局、このままつくばの反撃を抑えた愛媛が翌日の決勝に進んだ。
終わってみればシュート数20:6と愛媛が攻撃力で終始圧倒した試合になった。ただ愛媛の守備を見ていると、もう少し拮抗したゲームになってもいいかなとも思ったけど。つくばは18三輪がフル出場出来たら、また違った試合になった気もするが、次回もまた挑戦して欲しいチームだった。
続いて第2試合。
益城1:3JSC
益城のスターターはGK1山下、DF左から5寺澤、6峯、3堀、13島田。中盤左から23藤山、19赤木(81'→18櫻間)、17吉田、16大竹。2トップは10奥村と9塚本。前の試合で負傷退場した18櫻間はベンチから。
JSCのスターターはGK1深田、DF左から6林本、9佐々木、19高橋、2品川。中盤左から7近藤、20坂口、16社納、8早川。2トップは23後藤(HT→10鳥海)と27田邊(71'→18中山)。チームの監督でもある27田邊は新潟に5シーズンの在籍、北信越リーグからなでしこリーグに引き上げたオリジナルメンバーの一人だ。
立ち上がりは互角だったが、あっさりと試合が動く。11分に27田邊のミドルシュートがクロスバーに当たり、その跳ね返りが相手GKの背中に当たってゴールイン。JSCが先制する。その後は益城が攻勢に出るが、18分には左CKとほとんど同じ位置からのFKに5寺澤のヘディングは枠の上へ。さらに36分には10奥村が落としたボールに16大竹が相手DFの裏に抜けてシュートを放つが左のゴールポストを叩いてしまう。JSCはその直後の38分、8早川からのパスを受けた20坂口のシュートが決まり、リードを2点に広げる。さらに45分には益城のGK1山下がペナルティエリアを出てクリアしたボールをJSCの27田邊がカットして、そのままシュート。無人のゴールネットが揺れて3:0で前半を終える。
後半のJSCは途中出場の10鳥海にボールを集めるが、なかなか追加点を奪えない。対する益城も1対1に強いJSCの守備を前に反撃のゴールが奪えないまま、時間だけが過ぎていく。ただ終盤になりJSCの動きが落ちてくると、益城が最後に意地を見せる。90分には縦に入ったボールに途中出場の18櫻間がシュートを放つが枠の上へ。そして2分の追加タイムが過ぎた93分、ゴール前の混戦から最後は10奥村が押し込んで1点を返す。しかし、ここで試合終了。JSCが3:1で決勝戦に勝ちあがった。
JSCの印象は良くも悪くも教科書どおりのサッカー。個々の技術は高いが、ゲームの入り方を見たら試合慣れしていない雰囲気があった。
日曜日の決勝戦は愛媛vsJSCの組み合わせになった。勝った方がチャレンジリーグへの切符を手にし、敗れた側はノルディーアとのプレーオフに回る。つまり残留プレーオフの対戦相手がついに決まることになる。行き先は松山か、それとも新潟か。

最寄のJR岩波駅から裾野グラウンドまでは上り坂を歩いておよそ1時間。タクシーなら1500円前後です。
まずは2回戦から登場する2チームを紹介するが、どちらも事実上の学生チームである。
第1試合に登場する愛媛FCレディース(以下、愛媛)はその名の通り、愛媛FCの下部組織だが、実態はクラブと提携する愛媛女子短大の学生とOGの集まりだ。これは愛媛に限ったことではなく、チャレンジで戦った日体大や静産大磐田も大学生を中心に社会人選手を受け入れている。社会人が大学生の大会に出場できないのはもちろんだが、大学生にとっては学生の大会に出場できるだけでなく、クラブチームとしてチャレンジリーグなどにも出場できるようになっており、これも男子との違いである。今年の四国リーグを全勝優勝しているが、他の3チームが地元の中高生や社会人を中心としており、ある意味で当然の結果だろう。
第2試合に出てくるJAPANサッカーカレッジ(以下、JSC)は新潟県にあるサッカーの専修学校。アルビレックス新潟の育成機関として提携しているが、どんなチームなのかホームページを見たものの、全く分からなかった。昨年までは北信越リーグに参戦していたが、今年はそれが行われないため、関東の大学などが参加する独立リーグに参戦しており、選手育成の場を作るためにもチャレンジリーグに参加したいのだろう。
それにしても、FAやリーグ事務局はチャレンジリーグのポジションをどのように考えているのだろうか。女子サッカーの選手数が男子に比べて圧倒的に少ない、地域によっては都道府県リーグはあっても地域リーグがないという事情があるとはいえ、このままではクラブチームの皮をかぶった学生チームばかりになり、東京に行けない学生のための全国リーグになるだけのような気がしてならないのだが…。
第1試合はシードの愛媛と木曜日に勝ち上がったつくばとの試合。

愛媛3:1つくば
愛媛のスターターはGK12光平、DF左から5小西、8小野山、3城間、17岩本。中盤左から22小川(87'→19上里)、18山城、6堀江、10中田。2トップは11春山と9丸形(89'→16丸山)。右SHに入った10中田はなでしこリーグの湯郷で7シーズンプレーした経験を持つチームのキープレイヤーだ。
つくばのスターターはGK1村上。DF左から20鈴木(麻)(86'→17増田)、2南、5須藤、9鈴木(稚)。中盤左から8阿部、3青木、10亀井、16吉本(59'→18三輪)。2トップは11馬場と7菅野。10亀井が中盤に入り、前の試合でゴールをあげた18三輪はこの日もベンチから。
10分過ぎから愛媛が攻勢に出ると、17分に11春山がペナルティエリア手前からシュートを放ちゴールイン。愛媛が先制点を奪う。なおも攻め立てる愛媛は高さのある9丸形とスピードタイプの11春山の2トップのバランスが良く、さらに左SHの22小川も積極的にフィニッシュを狙ってくる。対するつくばは10亀井を起点に攻めに出るが、シュートチャンスが作れない。愛媛は36分に11春山が相手DFのフィードをカットしてシュートを放つが枠の上へ。さらに38分には22小川のクロスに11春山がシュートを放つが右に外し、立て続けに来た決定機を逃す。43分には10中田が9丸形とのワンツーからシュートを放つが相手GKへ。そして45分の18山城のミドルシュートはバーを叩いて追加点を奪えず。愛媛は攻め続けながらも1点のリードのままハーフタイムを向かえる。
後半も愛媛の攻勢が続いたが、つくばが59分に18三輪を入れるとその直後、18三輪からのパスに右のスペースに出た11馬場がシュートを放つが枠の左に流れる。いきなり決定機を作るとその5分後、再び18三輪から右サイドのスペースにボールを出すと、11馬場のシュートが今度はネットを揺らして、つくばが同点に追いつく。しかし、つくばの時間帯は長くは続かなかった。愛媛が主導権を取り戻すと77分、ショートCKから最後は18山城のドライブシュートが決まって2:1と勝ち越し。さらに83分には5小西の右CKが風にうまく乗ると直接ゴールネットを揺らして3:1と試合を決定付けた。結局、このままつくばの反撃を抑えた愛媛が翌日の決勝に進んだ。
終わってみればシュート数20:6と愛媛が攻撃力で終始圧倒した試合になった。ただ愛媛の守備を見ていると、もう少し拮抗したゲームになってもいいかなとも思ったけど。つくばは18三輪がフル出場出来たら、また違った試合になった気もするが、次回もまた挑戦して欲しいチームだった。
続いて第2試合。
益城1:3JSC
益城のスターターはGK1山下、DF左から5寺澤、6峯、3堀、13島田。中盤左から23藤山、19赤木(81'→18櫻間)、17吉田、16大竹。2トップは10奥村と9塚本。前の試合で負傷退場した18櫻間はベンチから。
JSCのスターターはGK1深田、DF左から6林本、9佐々木、19高橋、2品川。中盤左から7近藤、20坂口、16社納、8早川。2トップは23後藤(HT→10鳥海)と27田邊(71'→18中山)。チームの監督でもある27田邊は新潟に5シーズンの在籍、北信越リーグからなでしこリーグに引き上げたオリジナルメンバーの一人だ。
立ち上がりは互角だったが、あっさりと試合が動く。11分に27田邊のミドルシュートがクロスバーに当たり、その跳ね返りが相手GKの背中に当たってゴールイン。JSCが先制する。その後は益城が攻勢に出るが、18分には左CKとほとんど同じ位置からのFKに5寺澤のヘディングは枠の上へ。さらに36分には10奥村が落としたボールに16大竹が相手DFの裏に抜けてシュートを放つが左のゴールポストを叩いてしまう。JSCはその直後の38分、8早川からのパスを受けた20坂口のシュートが決まり、リードを2点に広げる。さらに45分には益城のGK1山下がペナルティエリアを出てクリアしたボールをJSCの27田邊がカットして、そのままシュート。無人のゴールネットが揺れて3:0で前半を終える。
後半のJSCは途中出場の10鳥海にボールを集めるが、なかなか追加点を奪えない。対する益城も1対1に強いJSCの守備を前に反撃のゴールが奪えないまま、時間だけが過ぎていく。ただ終盤になりJSCの動きが落ちてくると、益城が最後に意地を見せる。90分には縦に入ったボールに途中出場の18櫻間がシュートを放つが枠の上へ。そして2分の追加タイムが過ぎた93分、ゴール前の混戦から最後は10奥村が押し込んで1点を返す。しかし、ここで試合終了。JSCが3:1で決勝戦に勝ちあがった。
JSCの印象は良くも悪くも教科書どおりのサッカー。個々の技術は高いが、ゲームの入り方を見たら試合慣れしていない雰囲気があった。
日曜日の決勝戦は愛媛vsJSCの組み合わせになった。勝った方がチャレンジリーグへの切符を手にし、敗れた側はノルディーアとのプレーオフに回る。つまり残留プレーオフの対戦相手がついに決まることになる。行き先は松山か、それとも新潟か。

最寄のJR岩波駅から裾野グラウンドまでは上り坂を歩いておよそ1時間。タクシーなら1500円前後です。
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