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2012チャレンジリーグ第1節 常盤木学園高 vs JAPANサッカーカレッジレディース [サッカー:日本]

春の18きっぷが2回分残っていたので、仙台に行ってきました。

4月に入り、女子サッカーの全国リーグも始まるが、応援するチームはそこからいなくなった。昨年のチャレンジリーグ残留をかけたプレーオフに敗れたノルディーア北海道は今年、北海道リーグを戦いながらチャレンジリーグ参入戦を目指すことになったが、2月に主力選手の多くが退団したことが発表された。このニュースを聞いて、僕自身ショックが大きかったのも事実だが、それぞれに様々な事情や目標などがあって決めたのだろう。新しいステージでの活躍を祈りたいと思う。

さて、この試合で対戦する両チームには昨年までノルディーアにいた選手が加わることになった。常盤木学園高(以下、常盤木)には昨年の19番、曾川琴乃と昨年の20番、白木星の2人が入った。特に白木は世代代表でもあるので、1年生でも出場機会が回ってくるだろう。そしてJAPANサッカーカレッジレディース(以下、JSCL)には昨年の7番、森美里が入った。もちろん、去年までの仲間だった選手達が新天地で活躍する姿を見たいのはやまやまだったが…。

常盤木7:2JSCL

常盤木のスターターはGK1林崎(82'→GK17福村、90+4分退場)、DF左から3岡倉(82'→18渡辺)、5岡森、19柿木(76'→4橘山)、中盤の底に6平田、16小須田、2列目左から11佐々木、7松浦、9伊藤、2トップは10道上(62'→8堀井)と14白木(68'→24三田村)。対するJSCLのスターターはGK1深田、DF左から8坂口、3薄、4高橋、5佐々木、15早川(HT→2品川)、中盤左から9中山、10鳥海、31森、6林本、1トップに18岩崎(HT→11社納)。常盤木の20白木とJSCLの31森がそれぞれ先発出場。これで仙台まで来た甲斐はあったな。

得点シーンを中心に試合を振り返ると、試合を通じて常盤木のペースだったが、19分に5岡森からのフィードに抜け出した10道上が持ち込んで先制ゴールを奪う。31分には右サイドを駆け上がった9伊藤のクロスが相手に当たると、10道上の前へ転がりシュートを放ち2点目を奪う。さらに35分には相手のクリアミスを奪った11佐々木からのクロスを10道上がダイレクトシュートで前半でハットトリックを達成する。JSCLは18岩崎にボールを集めようとするがほとんどチャンスを作れないまま、3:0でハーフタイムを迎える。
ハーフタイムにJSCLは2人選手を交代させるが、試合の流れは変わらず。常盤木は59分、14白木からのスルーパスに10道上が抜け出すと相手DFをかわしてシュートを放ち4点目を奪い、10道上はここで御役御免。その後も66分には8堀井が左サイドを突破してグラウンダーのクロスを入れると、9伊藤がワンタッチで合わせて5:0。さらに77分にも8堀井からの斜めのクロスに9伊藤が合わせて6点差とする。終盤にきてようやくエンジンがかかりだしたJSCLは80分、10鳥海のミドルシュートが決まって1点を返すが、83分に常盤木は24三田村のゴールで再び6点差。これで決まったかと思ったロスタイム94分、JSCLはスルーパスに抜け出した8坂口が途中出場のGK17福村に倒されてPKを獲得、17福村は一発退場となった。このPKを8坂口が決めたところで試合終了。7:2で常盤木が勝利した。

20白木は先発で68分の出場だったが、入ったばかりの1年生だからか、お姉さん達に遠慮する場面が多かったのがちょっと残念だった。もっとも、自分が最後に決めなければならなかったノルディーアと全く環境が違うというのもあるのだろうが。
一方フル出場した31森だが、去年のチャレンジ参入戦を見たときと変わらぬスロースターターぶりのJSCLで、前半はなかなか立ち位置が見つからずに苦労した様子が見られたが、後半はまずまずの働きを見せた。
クラブOGの表情をここで紹介できないのは残念だが、二人とも元気にプレーしていたのが印象に残った。機会があればまた紹介したいし、残ったメンバーも新たな目標に向かって頑張ってほしいと思う。

2012冬 折尾駅探訪 [旅の想い出:旅行記編]

平成筑豊鉄道&筑豊電気鉄道乗車記はこちら

日付変わって日曜日。この日は北九州とのプレシーズンマッチが行われたので、シャトルバスの発着地である折尾駅へ。
折尾駅には鹿児島本線と筑豊本線が乗り入れているが、上を鹿児島本線が走り、その下を筑豊本線がくぐるという立体交差駅になっている。立体交差になったのは1895年で国内最古だという。さらにその東には鹿児島本線と筑豊本線を結ぶ短絡線があり、そこにも折尾駅が置かれているが、それらを1箇所に集約した上で線路を全て高架化する再開発事業が始まっているので、その様子を見ることにした。
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シャトルバスや路線バスのターミナルがある東口は何度も利用しているが、西口に出るのは初めてだった。東口に比べるとこじんまりとしているが、この駅舎は近々取り壊される予定で、その隣に仮駅舎が作られていた。
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西口の向かいに駅弁「かしわめし」でお馴染みの東筑軒がある。「かしわめし」は今年度の九州駅弁グランプリで第4位に選ばれ、折尾駅、黒崎駅とその近郊の主要駅で販売されている。
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西口がある2番乗り場から鹿児島本線の乗り場へ向かうレンガ造りの通路は1911年から使われているそうだが、再開発事業で取り壊されるとのこと。鉄道遺産としての価値は充分あると思うのだが…。
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東口にある2階建ての木造駅舎も1916年から使用されているが、こちらについては取り壊しの方針から移転保存の方向に傾きつつあるものの、その移設方法などの具体策がなかなか決まらず、事業がほとんど進んでいない状態だという。
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それでも周囲の建物の取り壊しは進んでいて、かつて西日本鉄道北九州線の折尾駅があった建物は解体され、そのレンガ造りの高架橋だけが残っていた。なお、写真手前の線路は鹿児島本線と筑豊本線との短絡線。
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しかし、この高架橋が残されるのはレンガ造りの3連橋だからというだけでない。この写真ではわかりずらいと思うが、橋と道路が斜めに交わっていて、橋の強度を確保するためにアーチ部分のレンガを斜めに積んで作られている。ねじれたその形から「ねじりまんぽ」と呼ばれるが、国内には20数例しかない貴重な建築技法なのだという。

線路沿いの歩道橋からは駅舎だけでなく、鹿児島本線の列車がよく見えたので何枚か撮ってみた。この数日後に閉鎖されることになっていたせいか、歩道橋を利用する人は全くいなかった。
左は九州北部で活躍する811系近郊型電車、右は885系特急電車「白いソニック」号。
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調べてみると見所は他にもあるようだが、今年中にも駅舎の解体が始まりそうとのこと。それまでにもう一度訪れたいし、機会があれば新駅舎完成までの移り変わりを追っていきたいと思う。

2012 J1 #02 札幌@神戸戦 [サッカー:札幌]

アウェー観戦の旅、今年は屋根が閉まったホームズスタジアムからスタート。
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試合前のオフィシャルブログを見ると「金満補強には負けたくない」という僻みに近い声が多かったが、そりゃどこにだって負けたくないけど、投資に見合った結果を求めるっておかしな話なの? はっきり言えば埼玉の2チームのことだけど、あれだけの金ぶっこんで残留争いするからバカにされるわけだし、口だけじゃなく金もきちんと出すオーナーなら別にいいじゃない。口出すわりに金を出すときになって税金で出せばいいとか抜かした誰かさんよりはマシだと思うよ。まあ俺に言わせれば、「ナベツネの飼い犬」という時点で人間のクズ以下だけどね。

神戸2:1札幌(神戸:22'近藤、83'都倉、札幌: 7'山本)
札幌出場選手:GK16イ・ホスン。DF6岩沼、29奈良、3ノース、7高木純。MF4河合、5山本、17岡本(87'→23大島)、13内村(69'→19キリノ)、32近藤(84'→26上原)。FW11前田。出場なし:GK30杉山、25櫛引、10宮澤、31前。

アウェーでポイントが取れる試合をみすみす落としてしまった。
試合の入り方は最高だった。4度のCKを奪って攻め立てると、7分、左からのクロスに内村のヘディングはバーを叩くが、そのこぼれ玉を近藤が落とし、高木純のシュートは相手GKにはじかれるものの、そのこぼれ玉を山本が流し込んだ。そのリードは15分しかもたなかったが、イーブンの時間帯ではむしろこちらが押していたし、何より前半は相手の新戦力である野沢、橋本にほとんど仕事をさせなかった。
特に前田のプレーには目を見張るものがあった。34分にクロスのクリアを拾ってからのシュートは相手GKの好守で得点とはならなかったが、60分には相手CKのクリアボールをキープしてカウンターの起点となり、70分と後半ロスタイムにはエリア近くでのドリブル突破からチャンスを作った。ただ、周りが付いて来なかった。60分のカウンター攻撃でクロスのクリアボールを高木純が打ち上げた場面や、70分にフリーの岡本が前田からのラストパスを受けてシュートを放った場面は、少なくとも枠に入れてほしかった。
後半、神戸は都倉を入れ、彼が落としたボールを大久保や野沢が拾うことで攻撃の起点となったが、神戸の選手交代はこれだけだった。キリノは前節ほどのインパクトは無かったし、上原、大島にボールが集まるわけでもなく。選手層が薄いのは今に始まったことでないけど、ナビスコカップ初戦の結果を見ると辛いね…。
失点シーンは同じようなものだし、決勝点の直前に大久保が中へ入るドリブルでタメを作り、相馬のクロスから田中に打たれた場面も同点ゴールと同じシチュエーションだった。この2試合で攻守で改善すべき点ははっきりしたはず。リーグ戦に向けていい準備をしてほしいと思う。

第2節(03/17)の結果
鹿島0:1川崎、浦和1:0柏、横浜0:2仙台、新潟1:2大宮、
大阪桜2:1大阪脚、清水2:1広島、磐田2:1鳥栖、東京3:2名古屋

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「神戸・清盛隊」の平清盛さんによる始球式、画像が暗いのは仕様です(笑)。

2012 J1 #01 札幌vs磐田戦 [サッカー:札幌]

今年も戦いの季節が帰ってきた。暖かくも厳しく、何より楽しく応援していきたいと思う。まあ、成績だけを見ていたら最後まで持たないと思うよ。とはいえ下を向いても仕方ない。一戦一戦を全力で戦い抜いて、J1定着への第一歩にしたい。

札幌0:0磐田
札幌出場選手:GK16イ・ホスン。DF6岩沼、29奈良、3ノース、7高木純。MF4河合、5山本、17岡本(89'→23大島)、13内村(75'→19キリノ)、32近藤(85'→8砂川)。FW11前田。出場なし:GK30杉山、25櫛引、10宮澤、26上原。

勝てるチャンスはあったし、今の磐田相手ならホームで勝っておきたい試合ではあったが、シーズンの入り方としてはまずまずの結果だろう。何しろホーム開幕戦で勝ち点を獲得したのは5年ぶりだからね。
やはりJ1未経験者がそろったDF陣が無失点で切り抜けたことが大きいだろう。とはいえ、前田と駒野の残留が最大の補強と言われた磐田でも、前半あれだけボールを回されたのだから、中盤からしっかりとプレッシャーをかけないといけないだろう。山本が消えていたために河合が相当働かせれることになったが、両サイドの岡本、近藤もよくフォローしてくれたと思う。
攻撃に関しては、前半は内村が持ちすぎて詰まる場面が目に付いたが、前半はさっぱりだった山本が後半は別人のように攻撃に絡むようになってリズムが出てきた。特に印象に残ったのは82分、山本が左サイドを持ち上がり、キリノが前線で落としたボールに前田がシュートを放った場面。惜しくも相手GK川口に弾かれたが、前田を起点にするだけでなくフィニッシュを決めてもらう形が増えれば決定機も増えるだろう。それでも、チャンスはそうそうないので確実に決めて欲しいところ。前半35分の岩沼からのクロスにフリーの岡本がボレーシュートを放った場面はしっかり当てて欲しかったし、終了間際にキリノがDF裏に抜け出した場面は相手DFに倒されたようにも見えたが…。
やはりJ1は簡単ではない。積極補強で戦力が充実した神戸相手でも、これくらい出来れば自信を深められるだろう。そんな試合になってくれることを期待したい。

第1節(03/10)の結果
仙台1:0鹿島、名古屋1:0清水、大阪脚2:3神戸、広島1:0浦和、
鳥栖0:0大阪桜、川崎1:0新潟、大宮0:1東京、柏3:3横浜FM(03/11)

2012シーズンプレビュー [サッカー:Jリーグ]

J2は4日から始まったが、いよいよ10日土曜日からJ1リーグも始まる。今年も自分なりの展望を書いてみたいが、追い続けているチームがJ1に上がったので、そちらが中心になりますが、もちろんJ2も見ていきますよ(決して来季のためじゃないよ)。

まずは昨年のJ1リーグの結果を見てみよう。優勝したのは柏、そして2位の名古屋と3位の大阪脚がACL出場権を獲得した。この3チームが最後まで優勝を争ったが、3位と4位仙台のポイント差は14。この3チームが飛び抜けていたかがよくわかるだろう。そして今年もこの3チームの中から優勝チームがと言いたいところだが…。
一方、J2に降格したのは山形、福岡、甲府の3チーム。16位甲府の勝ち点は36、15位浦和の勝ち点は39だった。10年の15位神戸が38ポイント、09年の15位山形が39ポイントだったのを考えれば、ボーダーラインははっきり見えるはずだ。

では18チームを4つのターゲット(優勝、ACL出場権、賞金、残留)に分けて考えてみたいと思う。

1.優勝争い…柏(優勝)、名古屋(2)(カッコ内は昨シーズンの順位)
このレベルで5勝以上の差をひっくり返すとなると、自力だけでなく上位チームにコケてもらわないといけないので、去年の3強の中から優勝チームが出るだろう。柏は昨年のベースに栃木からFWリカルド・ロボ、磐田からDF那須を獲得。名古屋も不安があったDF陣にダニエル、石櫃を加えた。ネルシーニョ監督は4シーズン目、ストイコビッチ監督は5シーズン目で継続性は充分。マイナスがない分、この2チームが今年も中心だろう。ただし、どちらか一つを選べと言われたら、ACL掛け持ちの経験の差で名古屋を選びたい。

2.ACL出場権争い…大阪脚(3)、鹿島(6)、神戸(9)
10シーズンの西野政権が終わり、紆余曲折の末にセホーン監督を迎えた大阪脚。このタイミングでDF今野を獲得できたのが皮肉に見えるが、守備力は間違いなく上がるだろう。ただし失点も減るが得点も減る可能性は大。FWイ・グノの退団は痛すぎるし、MF橋本、DF山口、高木などの主力が抜けて選手層が薄くなった気もする。MF倉田、寺田といったレンタル復帰組の活躍が3強復帰へのカギだろう。
オリヴェイラ監督からクラブOBのジョルジーニョ新監督に代わった鹿島、MF野沢とFW田代が抜けた穴をMF小笠原、柴崎を両サイドに置いた新システムでどこまで埋めることが出来るかがポイントだろう。世代交代を考えると賞金争いクラスかもしれないが、チーム哲学がしっかりしているので、じっくりと育てて置き換え行くだろうし、何より今年はACLという「足かせ」がない。
ミキティマネーで大型補強に成功した神戸。鹿島からMF野沢とFW田代を、大阪脚からMF橋本、DF高木を獲得。さらにDF伊野波を日本に呼び戻した。いずれも代表経験者で即戦力となれば、投資に見合った結果を出さないと和田監督が監督解任ダービーの本命になること間違いなしだろう。昨年9位とはいえ、3強と8勝の差を考えればACLが現実の目標だろう。

3.賞金争い…仙台(4)、横浜(5)、広島(7)、川崎(11)、浦和(15)、東京(J2/優勝)
東日本大震災の被災地にあって希望の星となった仙台、4位という結果は素晴らしいが出来過ぎ感は否めない。チームの規模を考えれば、色気を出さずに強固な守備から確実に勝ち点を積み上げていくのが現実的だろう。特にMFリャン・ヨンギを欠く序盤戦をどう乗り切るか。
樋口監督を内部昇格させた横浜。タイトルにこだわって木村前監督を電撃解任したのはいいけど、新監督も大した実績残していないけどね…。「エヒメッシ」齋藤を復帰させたものの、頼みのFW陣はマルキーニョス、大黒ともベテラン。駒は揃っているように見えるが、残留争いも視野に入れた方がいいかも…。
クラブOBの森保監督に代わった広島。何と言ってもFW李が抜けた穴が大きいが、他のポジションの顔ぶれも新潟からDF千葉が入った以外はほとんど変わらず。ペトロヴィッチのサッカーをブラッシュアップ出来れば心配ないが、まずはお手並み拝見か。
川崎にとっては相馬監督の手腕が問われる1年になるだろう。3人のブラジル人を獲得したが、特にDFジェシが京都から来たDF森下と共に守備の立て直しを図る。日本人のタレントは揃っているので、FWレナトがジュニーニョの後継者になれば復活は近い。
浦和は今年もペトロヴィッチ監督、ただし去年まで広島の監督だった方ね。これに教え子のDF槙野とMF阿部を日本に呼び戻した。あとは前線だが、1トップは神戸から来たポポで足りるかどうか。2シャドーの原口、柏木が相応の活躍をすれば、まともなチームならACL争いでもおかしくないが、あの節操の無い監督選びで最後まで心中するつもりは無いだろうな…。
ACLに向けて選手層を厚くした東京。横浜からFW渡邉、MF長谷川を獲得し、中盤も緑から河野を加え、米本が長期離脱から復帰となれば目論見どおりのはずだが、やはりDF今野の移籍は大きなマイナス。まずはACLとの両立からだろう。

4.残留争い…磐田(8)、清水(10)、大宮(12)、大阪桜(13)、新潟(14)、鳥栖(J2/2)、札幌(J2/3)
まずは応援するチーム札幌から。どの予想を見ても下から数えたほうが早いけど、残念ながら僕もそう思うよ。2月のサポーター集会ではトップチーム強化費を5億円に増やすと言ってたが、リーグが発表した10年のクラブ別経営資料によれば、最下位だった湘南の強化費が約6.5億円。異次元の弱さでブッチギリの最下位に沈んだ08年でさえ7億円強なのだから、投資に見合った結果という考え方から見れば、下手すると08年よりも悲惨なシーズンになる可能性もある。それと評価が低くなっている理由の一つは、間違いなく4年前の惨めなイメージが残っているからだと思うよ。いきなり結論を書きたくないが(苦笑)、落ち方は大事だよ。
それでも毎年書いているが、札束の厚さで決まるならボールを蹴る必要は無い。とはいえ、お金の話を抜きにしてもJ1残留は簡単ではない。何しろ後ろの選手でJ1経験者は高木純だけなのだから、DF山下が抜けたところで昨年以上の守備が出来なければ話にもならない。攻撃はFW前田、大島の獲得である程度出来るとは思うが、やはりイージーミスを限りなく減らして、常に120%の力を出さなければ勝ち点を積み上げることは出来ないだろう。
J1に残るためには3チームを蹴落とさなければならない。少なくとも降格を争う相手に対しては「やっちまえ」ではなく「殺っちまえ」の覚悟で、特にホームゲームであれば勝利は絶対のつもりで戦わなければならない。もしかしたらすでに出てきたチームが参戦してくれるかもしれないが、残りの6チームを見ていこう。

札幌でのプレー経験もある森下新監督を内部昇格させた磐田。FWジウシーニョ、MF那須、西ら主力を放出する一方で、DF千代反田やMFペク・ソンドンを獲得。それでも海外移籍が流れたFW前田とDF駒野の残留が最大の補強と揶揄されることになった。しかも序盤戦はFW山崎、金園が故障者リストに入るので、いきなり新監督の手腕が問われる。
清水も主力の移籍が相次ぎ、MF小野とFW高原の両ベテランの残留が最大の補強となった。それでも前の方はFW高木、大前、MF枝村といったタレントがいるものの、特に両サイドバックをはじめとする守備陣の選手層は一気に薄くなったのが気がかり。
「残留のプロ」こと大宮は今年もお金だけはあるようだ。ブラジルからMFカルリーニョス、新潟からチョ・ヨンチョルを獲得して前線のタレントは豊富になった。これで今年も残留争いなら、監督が無能かチームの根本に問題があるとしか思えないが…。
セルジオ・ソアレス監督を新たに迎えた大阪桜の心配は守備。DF上本が仙台に行った穴をどう埋めるか、そして扇原、山口がオリンピックで抜けたらどうするか、答えは簡単ではない。そして夏の移籍市場で誰が出て行くのかも不安材料。前半戦である程度の勝ち点を稼いでおかないと辛いシーズンになるかも。
毎年選手の流出に悩んだ新潟だが、今年はマイナスばかりでない。前線にはブルーノ・ロペスが残り、大阪脚からFW平井を獲得。さらにFW矢野の復帰も決まり、攻撃陣には目途が付いた。これで選手層が薄い守備陣をフォローできるか。
悲願のJ1昇格を決めた鳥栖だが、立場的には札幌とほとんど変わらない。戦力もMF水沼が入ったくらいで、去年のサッカーを踏襲することになる。去年は鳥栖のシーズンダブルだったが、今年もダブルを食らうようでは話にならない。
まあ、こう見ると3チーム蹴落とすのは簡単ではないが、少しでもボロを出したらそこを容赦なく攻め立てるしかないだろうね。

ではJ2についても簡単に。J2の昇降格争いが今年から大きく変わり、まず下位2チームに入るとJから退場させられJFLへ戻る可能性がある。そして昇格争いもトップ2がストレートで昇格し、3位から6位のチームがプレーオフで最後の席を争う。プレーオフ制には賛否があるだろうが、個人的には降格チームにラストチャンスを与える入れ替え戦よりはいいと思うけどね。ただし、プレーオフを狙うチームにとっては夏の移籍ウインドーがより重要になると思うので、ここではストレートインの2枠を争うであろうチームをあげたい。
まず降格3チームは選手だけでなく監督も代わったのでチーム作りの年になるだろう。それでも甲府の城福新監督がどんなチームを作るかは注目したい。戦力が充実しているのは京都だが、攻撃的なチームは理想を追い求める傾向が強いので、現実を見て勝ちきれるかだろう。同じことは東京緑にも言えるけど主力の放出が大き過ぎた。ただここも川勝監督は変わらずなので軸はぶれないだろう。徳島は小林監督を迎えたのが最大の補強だろう。とはいえ近年は選手の入れ替わりが激しいので、ある程度の時間は見た方がいいだろう。開幕戦を見た中では千葉が好印象だった。選手は大分入れ替わったが、トータルではむしろプラス。J2では実績がある藤田を軸にした攻撃は、オーロイ頼みの去年よりも期待出来そうだ。
こう見ると去年の上位チームがストレートインを狙うチームになるのは仕方ないが、名前を出さなかったチームもまずはプレーオフ枠を目指して厳しい争いを繰り広げるだろう。そしてJFLから参戦の松本山雅にはJ2を盛り上げる起爆剤になってほしいと思う。

最後に今年のチームに求めるものを書きたい。どんな結果になろうとも希望を見せてほしい。もちろん来年もJ1にいてほしいし、落ちることを前提にしたくないけど、例えば頑張って40ポイント取ったとしても相対的にボトムスリーになれば降格になってしまうのだから、その時は「今年は残念だったけど来年は期待できるよね」と言われるようにしてほしい。4年前のような恥ずかしい思いはしたくないし、それで1年でJ1復帰とか言われても、もう騙されないよ。もちろん残留できればJ1定着への可能性が広がるのだから、34試合を死力を尽くして戦い抜いて、今年も奇跡を起こしてほしい。そして戦い続ける限りは全力で応援したいと思う。
昨年で引退した西村選手、お疲れ様でした。新天地を求めた選手はそれぞれの舞台で頑張ってほしい。そして、これまで戦ってきた選手たちと新しく来た選手達には更なる高みを目指してほしいと思う。

キックオフ1時間前、間に合ったな(笑)。サッカーがある日常に感謝しつつ、新シーズンを楽しもう!

2011シーズンの札幌を振り返る [サッカー:札幌]

2011年シーズン、最終節でFC東京を破り、J1への最後の切符を掴んだ札幌の激動の1年を振り返りたい(でも長いよ)。

その前に、まずは私の反省の弁を。
J2降格から低迷へと導いた「戦犯」をある程度放出したので、09年、10年シーズンよりは期待しましたが、それでも昇格レースに加われたら合格かなと思っていました。そして何よりもシーズン途中に加入した岡山が「昇格できなかったらユニホームを脱ぐ」と発言したのを聞いて、まず最初に「半年限りでいいの?」と思いました。
特に岡山選手には、申し訳ございませんでした
石崎監督3年目のシーズンであったものの、僕は事実上のリスタートのシーズンと考え、昇格するにはまだ時間が必要だと思ってましたので、実質1年で結果を残したことに驚いてます。

12月にチーム後援会の昇格記念パーティーが行われ、そのゲストに来ていた解説者でチームOBの野々村芳和氏が昇格の要因について「月曜日から金曜日の過ごし方が良かった」と語っていた。出場機会が無かった中山、西村、岡山といったベテラン勢が試合に向けていい準備をしているから、それを見た若手が伸びて結果を残したということだ。1週間は168時間だが、そのうち試合に費やされるのはわずか2時間。166時間の見えない部分がプロとしていかに大切かということだろう。ただ、野々村氏はこのほかの要因については、偶然やラッキーが重なったのでわからないとも言っていた。
そこで今回は昇格の要因について、自分なりに考えてみたいと思う。

まずは昨年の成績から。21勝5分12敗で勝ち点68だったが、その内訳を見ると興味深い結果が出た。
12敗のうちシーズンダブルを食らったのは鳥栖のみで、残り10敗をした相手に対しては、もう1試合で必ず勝っている。つまり負け越したのは鳥栖のみで、他の18チームからは3ポイント以上を奪った。4位の徳島は昇格3チームに対して2分4敗、8チームに対してシーズンダブルを達成しながら、昇格3チーム以外にも5チームに負け越したことを考えれば、どのチームからも勝ち点を奪ったことが決め手になったといえるだろう。
もう一つ特筆すべきはホームで13勝(3分3敗)をあげたことだろう。ホームでなかなか勝てない、それも観客が入るほど勝てないと言われたが、特に7月から9月にかけてはドームと厚別で7連勝をあげ、久しぶりに厚別でも1万人以上の集客を集めた。そして最終節の東京戦では全席種が前売りで完売し、39,243人を集めた中、勝利で昇格を決めることが出来た。
2試合少なかった10年シーズンは11勝13分12敗と負け数は変わらなかったが、勝ち数を10増やして勝負強さを見せた。その源はどこにあるのか、ジェットコースターのように激しく動いたシーズンを振り返ってみたい。

選手が大幅に入れ替わり、守備の再構築がキャンプの最大のテーマとなったが、いいニュースを聞くこと無いまま開幕を迎えて案の定惨敗。これは時間がかかるなと思ったが、東日本大震災の影響で1ヶ月半の中断を余儀なくされる。この中断でこの先キーになる試合が延期される一方で、練習試合が組めないために戦力の見極めにさらに時間がかかることになった。再開後、GKイ・ホスンと山下、河合のCBで守備を立て直すことは出来たが、攻撃面ではブラジル人選手がフィットしないまま。結局、石崎監督はホーム横浜FC戦での惨敗を機にブラジル人3選手を見切ることになった。

ここからチームは上昇へのきっかけを掴む。アウェー岐阜戦でプロ初ゴールをあげた横野が途中出場のホーム愛媛戦で決勝ゴールを奪うと、ホーム水戸戦ではこれも途中出場の岡本の決勝ゴールで連勝を飾る。アウェー千葉戦は完敗だったが(これは後で振り返ることにして)、続くホーム岐阜戦ではこれも途中出場の上原の先制ゴールで4連勝への一歩を残した。6月に韓国・大田で行われた親善試合を見てきたが、そこで活躍した選手が出場機会をつかんで結果を出したことで流れは変わった。

もう一つ、チームの雰囲気を決定的に変えたのが千葉戦だろう。アウェーで完敗して、これまでならチーム以上にサポーターに諦めムードが蔓延していたと思うが、震災の影響で延期された3週間半後のホームゲームに向けて、必ず借りを返そうという雰囲気がチームにもサポーターにも広がった。僕はこのチームが精神的に強くなり、闘うチームに変わったことが昇格レースを勝ち抜いた一番の原因だと思う。9月に入ると栃木、東京緑を競り落として昇格レースに参戦するが、終盤戦で2度崖っぷちに追い込まれながらも跳ね返す力を発揮する。

10月に2週間で5試合、しかもアウェー3連戦という厳しいスケジュールを迎える。
#31(10/16) 札幌0:1鳥栖(鳥栖: 7'PK豊田)
#06(10/19) 京都4:0札幌(京都:38'工藤、45'+2,71'中村充、65'久保)
#32(10/22) 鳥取1:0札幌(鳥取:78'ハメド)
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鳥取のホーム、とりぎんバードスタジアム
#07(10/26) 徳島0:2札幌(札幌:51'近藤、80'内村)
#33(10/30) 札幌3:0熊本(札幌:13'河合、70'近藤、90'+3岡本)
つまらないPKを献上してホーム鳥栖戦を落とすと、続くアウェー京都戦は立ち上がりこそ良かったものの気づけば4失点の大敗。そしてアウェー鳥取戦もDFからのつなぎのボールを奪われてのショートカウンターで先制されて3連敗。徳島にかわされて4位に後退した状況で迎えたアウェー徳島戦は、前半は互いに2度あった決定機を決めきれず。後半に入り、相手のクリアミスから近藤のゴールで先制すると内村の突破から追加点を奪い、大事な直接対決をものにした。この試合では9月からCBのレギュラーとなった櫛引が世代代表でチームを離れたが、代わりに先発に入ったユースの奈良が堂々たるプレーを見せて完封に貢献すると、以降の試合で最終ラインを守ることになった。

東京が優勝確実、鳥栖が2位争いで優位に立ち、最後の席を札幌と徳島で争う状況で11月に入る。
#34(11/06) 東京緑2:1札幌(東京緑:17'阿部、55'巻、札幌:83'砂川)
#35(11/12) 札幌2:0大分(札幌: 8'内村、85'古田)
#36(11/20) 草津2:1札幌(草津:90'中村、90'+2アレックス、札幌:55'内村)
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お見苦しい試合内容のため、ぐんまちゃんでお楽しみください。

アウェー草津戦は風上に立って前半に攻めきれずにスコアレスで折り返すと、後半に入って先制するものの、試合が進むにつれて今度は風上に立った草津に押し込まれる。そして90分にセットプレーから同点にされると、ロスタイムにもセットプレーで同じような失点を繰り返して逆転負け。再び徳島に3ポイントリードされることになった。
この時ばかりは本当にショックが大きく、まだ逆転の可能性があるとはわかっていても、しばらくは結果を受け入れられなかった。それでも、ここまで来て昇格を諦めたくなかった。そして昇格へ望みをつなぐためにも勝つしかないアウェー湘南戦を迎える。
#37(11/26) 湘南0:2札幌(札幌:61'古田、83'宮澤)
#38(12/03) 札幌2:1東京(札幌:40',45'+2内村、FC東京:80'谷澤)

前半は湘南に押し込まれる苦しい試合だったが守備陣が踏ん張ると、後半に入り攻撃陣が奮起し、古田と宮澤のゴールで2:0で勝利。これで徳島と勝ち点で並ぶと、翌日、徳島が鳥栖に0:3で敗れた事で、得失点差で札幌が優位に立つ。そして最終戦、内村の2ゴールでリードすると、後半の東京の猛攻を1点に押さえ込み2:1で勝利。同時刻に行われた徳島の試合はロスタイムのゴールに沈み、大逆転でJ1への扉をこじ開けた。

1997年、2000年、07年の3度トップリーグへの昇格を果たしたが、最初の2回はリーグ序盤に作ったリードを広げて他を圧倒して優勝というおまけまでついた。そして07年も途中まではぶっちぎっていたが、終盤で大失速しながらもリードを守りきる形で昇格と優勝を決めた。そして今回は18位というスタートから追い上げて最後の席へ滑り込んだ。
このチームにはスタートダッシュに失敗したらシーズン終了という考えが蔓延していたが、過去の成功体験が全てではない。そもそも去年13位のチームが開幕から勝ちまくるくらいなら、その前にそんな順位にはならなかったと思うけどね。まあ負けるたびにダメだ、終わった、諦めたと騒いでおいて、今になってよくやったとはしゃぐ連中には毒の一つや二つ吐いてやりたい気もするけどね。何かと屁理屈叩いて何が辛口だか。すぐに諦める奴が真面目にサポやってるって胸張るなよ。そういうのに限って政治や文化を偉そうに語るけどアンタ説得力無いから。まあこれで少しはスッキリしたかな(笑)。
どんな道をたどろうとも、一つ一つの結果を積み上げ勝ち抜いてJ1の地位を勝ち取ったのだから、その地位を大切にしてほしいと思う。もちろん来年もJ1に残ることは簡単ではないが、少なくとも4年前のような何しに来たのかわからないようなシーズンだけはやめてほしいと強く願ってます。

最後に私が選ぶシーズンMVPを。守備陣の軸となったホスンと山下、12ゴールでチーム得点王の内村、9アシストで大車輪の活躍を見せた砂川と候補が多い中で、闘うチームを体現してくれたキャプテン河合を選びたいと思う。

今季の展望についてはまた改めて。キックオフに間に合うように頑張ります(苦笑)。

2012冬 平成筑豊鉄道&筑豊電気鉄道乗車記 -直方→黒崎- [旅の想い出:旅行記編]

平成筑豊鉄道乗車記その5はこちら
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伊田線の起点である直方駅、スポンサー名を付けると「藤本興業studiocanada 直方」というこれまた長い名前の駅に到着。これで平成筑豊鉄道の3路線全て乗車となった。
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1面2線のホームがあるが、ホーム入口の左側にある窓口は閉鎖されていて、始発駅とは思えない静けさを感じる。経営の効率化を図るため、JRと接続する直方、田川伊田、田川後藤寺、行橋の4駅では窓口を閉鎖し、定期券などの販売をJRの窓口に委託しているそうだ。
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JRの駅舎は昨年4月に橋上駅舎になった。2階に改札があり、1階には東筑軒などのテナントが入っている。

直方から黒崎へはJRでも行けるが、ここはもう一つのローカル私鉄を利用することにしよう。JRの駅から10分ほど歩いたところに筑豊電鉄の筑豊直方駅がある。駅前通はアーケードがあるからまだ良かったが、雪の降り方が強くなってきた…。
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西日本鉄道の関連会社にあたる筑豊電気鉄道は、北九州市の黒崎駅前と筑豊直方を結ぶ路線を運営している鉄道会社。開業当初は直方から飯塚を経て福岡市内まで延長する計画があったが、資金不足で断念することになった。この先にあるJRの線路を跨ぐために筑豊直方駅は高架になっているが、スパッと切ったと言わんばかりに、高架橋の「切り口」を見せたようになっている。
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遠賀川を渡ってきた列車がホームに入ろうとしている。この時の雪の降り方がこの日一番ひどかった…。
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到着したのは2000形3両連接車。元々は西日本鉄道の福岡市内線や北九州線で活躍した車両で、黄色地に赤帯という西鉄特有のカラーリングだったが、2007年から「レインボー電車」と称して、7編成ある車両それぞれに虹と同じカラーリング(紫・藍・青・緑・黄・橙・赤)が施されている。ではこの列車に乗って今日の宿泊地へ向かうが、残念ながら途中区間の写真はありません。
筑豊直方16:22→黒崎駅前16:55
沿線のほとんどが住宅地だが、直方に近いところでは田園風景も見られ、特に車両基地がある楠橋駅付近はのどかな風景が広がる。黒崎に向かうにつれて乗客は増えていくが、特に中間市内に入ってからは席はほとんどが埋まっていた。黒崎の手前でJR鹿児島本線と平行して走るようになり、終点の黒崎駅前はバスターミナルの中にホームがある。
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車内には昔ながらの黒いカバンをかけた車掌が乗務しているが、切符を販売するのではなく両替を行っている。そして降りるときに運賃箱にお金を入れるが、運賃表がこれまた懐かしい字幕式で一駅ごとに表示が変わるようになっている。
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こちらは翌日に西黒崎駅で撮影した、筑豊電鉄の主力車両でもある3000形2両連接車で、地元Jクラブのギラヴァンツ北九州のラッピングが施されている。なお、写真左奥の建物の中に黒崎駅前のホームがある。

平成筑豊鉄道と筑豊電鉄は3月にダイヤ改正を行うが、どちらも運転本数を減らして輸送力の適正化を図る内容になっている。厳しい経営事情に止むを得ない部分も多いとは思うが、「利用が少ないから本数を減らす」が「本数が少ないから利用しない」という悪循環にならないように、地元の足として頑張ってほしいと思う。

2011シーズン ベスト&ワーストゴール [サッカー:札幌]

「G・O・N! 44!」のフレーズが耳から離れません…(笑)。
そんな日曜日にJ2リーグが一足先に開幕したが、次の土曜日にはいよいよJ1リーグも始まる。新シーズンの開幕直前に昨シーズンを振り返るのは多分ここくらいだろうが(苦笑)、やはりどんな結果に終わろうとも去年がどんな1年だったかを振り返っておく必要があると思う。そこでまずは印象に残った素晴らしいゴールと情けない失点シーンを自分なりに選んでみたいと思う。
それぞれトップ5を選んだが、まずは失点シーンから。失点数32はリーグ2位だったのに、なんで5つも…。

第5位 第32節アウェー鳥取戦78分、決勝点となったハメド選手の先制ゴール(0:1)
札幌DFのクリアボールを自陣で拾われてショートカウンターから、最後は逆サイドに詰めていたハメドに押し込まれて決勝点。鳥栖、京都に続いて当時ブービーだった鳥取にも敗れて3連敗。

第4位 第1節アウェー愛媛戦16分、開幕戦を白けさせたジョジマール選手の先制ゴール(0:1)
前線へのロングボールに愛媛の齋藤がDF裏へフリーで抜け出すと、ゴール前でDFを引き付けたところでラストパス。ジョジマールが楽々と押し込んで先制点。後半にも1点を追加した愛媛が2:0で勝利した。腹立つどころか、DFの出来はこんなものかと前評判通りの結果に呆れるだけだった。

第3位 第11節アウェー熊本戦41分、カウンターからの長沢選手の先制ゴール(0:1)
敵陣でパスをカットされると、熊本は武富が長いドリブルから縦のラストパス。これを受けた長沢がGKとの1対1を落ちついて決めた。5月のアウェーゲームは九州で2試合行われたが、熊本戦はシュート4本、鳥栖戦にいたってはシュート2本と全くいいところなく惨敗。特に鳥栖戦は失点がどうこうというよりも試合そのものが惨めだった。

第2位 第16節ホーム横浜FC戦68分、ホームゲームで怒号を呼んだ西田選手の先制ゴール(1:0)
横浜のカイオがキープして西田に出すと、中へ切り込んでミドルシュートを決めた。まあ西田のシュートも良かったし、それ以上にカイオのゴールも素晴らしかったけどね…。石崎監督はこの試合について「ブラジル人選手3人を見切るきっかけになった」と語ったが、ゴールの前のプレーで、パスを受けた西田についたブルーノが簡単に交わされたのを見ると納得してしまった。

第1位 第36節アウェー草津戦90+2分、セットプレーからアレックス選手の逆転ゴール(1:2)
試合終盤、風上に立った草津に一方的に押し込まれると、90分にセットプレーから中村のヘディングで追いつかれると、ロスタイムに同じくFKから、一人スルーしてファーサイドに走りこんだアレックスに蹴り込まれて逆転ゴール。痛恨の失点で怒りは頂点を越えて、その夜は不貞寝。ショッキングな敗戦にしばらくはサッカーのことを考えたくなった。でも今思えば、こんな負け方をして残り2試合で3ポイント差をよく逆転できたと思う。やはり今年の選手はメンタル面で随分とタフになったのだろう。気の短い自分の方が恥ずかしいかもね…。

そして得点シーン、49ゴールの中で2011シーズン特に光り輝いたのは…。

第5位 第5節ホーム東京緑戦89分、トドメを刺す岡本選手2点目のゴール(4:2)
残り2分での勝ち越しゴールの直後、敵陣の高い位置で河合が相手ボールをカットし岡本へ。岡本がトラップをミスするがすぐに持ち直し、コースを狙ったグラウンダーのシュートを決めた。岡本もよく立て直してしっかりと決めたが、やはり深い位置でプレッシャーをかけてボールを奪い取った河合の殊勲のゴールと言っていいだろう。

第4位 第5節ホーム東京緑戦61分、近藤選手の勝ち越しループシュート(2:1)
同じく東京緑戦から、スカパー!中継の9月のベストゴールにも選ばれたゴール。日高からのロングフィードに近藤が相手DFの裏に抜け出したところで合わせると、距離はあったが山なりのボールがゴールに吸い込まれた。

第3位 第3節ホーム千葉戦3分、セットプレーからの高木(純)選手の先制ゴール(1:0)
右CKからのデザインプレー。ペナルティエリア手前に出したボールを走りこんだ高木(純)が合わせて、ライナー性の低い弾道が突き刺さった。これをきっかけに4ゴールを奪い、アウェーで2失点で完敗した千葉相手に倍返しを果たした。

第2位 第30節アウェー横浜FC戦59分、内村選手の先制ゴール(1:0)
ジオゴが敵陣で相手のパスをカットしてドリブルで持ち込み、相手DFを引き付けたところで左に開いた内村へラストパス。相手GKが飛び出してきたタイミングを見て、ゴールに流し込んだ。試合はその後一度追いつかれるが、終了間際に上原の打点の高いヘディングで突き放し、ホームで不甲斐ない試合をしてしまった横浜に対しても、アウェーで3ポイントを奪い返した。

第1位 第38節ホームFC東京戦45+2分、決勝点となった内村選手の2点目のゴール(2:0)
サイド際でボールを奪った古田からハーフライン付近の近藤へパス。近藤が相手DF今野を交わすと一気に右サイドを駆け上がり、ゴール前へ出すと、内村がワントラップから右足を振り抜きゴール右隅に決めた。近藤の突破力と内村の見事なボールコントロールで勝負あり、2トップの特徴が出たゴールでフルハウスの札幌ドームが歓喜に包まれた。昇格を一気に引き寄せたという意味で忘れられないゴールになったが、最終戦で得失点差を争う徳島に対しても、ロスタイムのきつい一撃となった。

2012年シーズンは歓喜のゴールが一つでも多く生まれてほしいと思う。

2012冬 平成筑豊鉄道乗車記 その5-田川後藤寺→金田→直方- [旅の想い出:旅行記編]

その4はこちら

田川後藤寺15:10→金田15:22
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車両基地と本社がある金田駅に到着。読み方は「かなだ」、つまり九州にいるだけで「USA」にも「カナダ」にも行けるんですね(笑)。金田駅がある福智町の2つの温泉施設がスポンサーになっているため、「ふじ湯の里日王の湯温泉 金田」駅という非常に長い名前になっている。
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車両基地には400型車両の中でも個性的なラッピングがされているものがあった。平成筑豊鉄道のキャラクター「ちくまる」のラッピング車両はブルーとグリーンの2種類。シートにも「ちくまる」が付けられた車両もあって楽しそうである。
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「炭都物語号」と付けられた車両には、石炭を連想させる黒地に昔の筑豊地区の風景が描かれている。平成筑豊鉄道が運営する3路線がいずれも石炭産業の隆盛と共に発展してきた歴史をしのばせる。
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行橋行きの列車が出たのに合わせて、向こうから直方行きの列車が見えてきた。奥へと延びている3本の線路のうち、右端の線路は糸田線のものだが、あとの2本は伊田線の上り線と下り線になっている。
伊田線は全線が複線区間になっている。第3セクターのローカル線となった今では輸送力過剰のように見えるが、かつては石炭を積んだ貨車が次々と走っていたのだろう。石炭産業と鉄道輸送との関係がいかに強かったかがわかるだろう。
引き続き、お昼に乗った「へいちく浪漫号」で残りの区間を旅する。

金田15:31→直方15:50
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その途中に「あか」という、平成筑豊鉄道になってから出来た駅がある。漢字で書くと「赤地」になるそうだが、開業当時は読み方そのままに「あか」だったそうで、駅名標には「し」を消した跡が残っていた。縁起を担ぐだけではどうにもならないが、それでも鉄路を守りたいという思いを感じた。(続く)

2012冬 平成筑豊鉄道乗車記 その4-田川伊田→田川後藤寺- [旅の想い出:旅行記編]

その3はこちら

タイトルにある田川伊田から田川後藤寺まではJRで行けば1区間だが、今日はフリーきっぷがあるので遠回りして行く。
田川伊田14:19→金田14:30
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田川伊田からは伊田線に入り、列車も北へ向きを変えるが、右の窓からはテーブルを連想したくなる奇妙な形をした山が見える。香春岳(かわらだけ)は3つの山が連なっていて、写真にある一ノ岳の左に二ノ岳、三ノ岳が続く。山そのものが良質の石灰岩で出来ていることから、一ノ岳では昭和初期からその採掘が行われたが、そのために山が削られて山頂は平らになり、現在はかつての半分ほどの標高になっている。作家の五木寛之が自らの代表作「青春の門」の中で「異様な山」と称しているそうだが、それもうなずけるだろう。
金田14:33→田川後藤寺14:46
金田で糸田線に乗り換えて田川後藤寺へ向かう。
糸田線は田川後藤寺から途中の糸田までの区間が19世紀末に完成し、昭和に入ってから糸田と金田の区間が出来て、やがて1つの路線になった。伊田線は彦山川に沿うように走るが、糸田線はその支流となる中元寺川沿いを目指して西へとカーブを取ると、1kmから2kmほどの距離をおいてほぼ平行に走る。
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田川後藤寺駅に到着。沿線に店舗があるディスカウントストアがスポンサーに付き「MrMax 田川後藤寺」駅となっているが、豊前大熊駅と大藪駅にもこの会社がスポンサーに付いているので、短い乗車時間にも関わらず「MrMax」を何度も聴くことになる。
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2番ホームが平成筑豊鉄道の専用ホームになっていて、3つのホームは木造の跨線橋で結ばれている。
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停車中の車両は、旧国鉄末期に九州地区に導入されたステンレス車両のキハ31形気動車。このホームからはJR後藤寺線の列車が発車するが、後藤寺線はここから新飯塚までの路線で福岡・博多への最短ルートになる。
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少し広い構内に停まっている車両は、JRになってから製造されたキハ125形気動車。黄色一色のデザインがまさに「水戸岡列車」だ。日田彦山線はこの駅を境に小倉方面と日田方面の系統に分かれるが、日田からの列車に使われているそうだ。
では乗ってきた列車で金田へ戻ることにしよう。(続く)
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